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東西南北

1月16日(木)

 サンパウロ市は、ロタソンの運賃をバスと同じく一・七レアルと定めた。サンパウロ市南部のロタソン協同組合は、「乗客一人当たり〇・三レアルを市に支払わなければ、営業許可を無効とする」というサンパウロ市の増税行為に反発し十三日、サンパウロ市を告訴した。ちなみにバス会社の場合は、市に一人当たり〇・〇二レアル支払っている。ジウマール・タットサンパウロ市交通局長は、「手数料を支払わなければ、サンパウロ市の交通機関として営業を許可できなくなる」と強硬姿勢を見せている。
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 サンパウロ市東部ジャルジン・ノーヴァ・グアイアナーゼス区で十三日夜、路線バスを襲った十六歳の少年強盗二人が、乗客に射殺される事件があった。警察によると、二人は、おもちゃのピストルで車掌に「金を出せ!」と脅し始めた。すると後席に座っていた乗客がゆっくりと近づき、二人の頭部や胸部に数十発の銃弾を食らわせた。殺人乗客は、ほかの乗客にまぎれて後ろのドアから逃げた。
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 サンパウロ州は、今年下半期に建設開始予定のメトロ第四線(黄色線)を、民営化する意向を明らかにした。第四線は、ルス区とヴィラ・ソーニア区の間をつなぐ。州が資本の五九%、民間企業が残り四一%相当の十二億六千万ドルを支払う。民間企業が、三十年間にわたって新線の営業を行う予定。交通専門家は、「メトロ運賃の値上げを促す」と民営化案に反対している。
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 サンパウロ州は十四日、先週すべてのサービスを三五〇%まで値上げした登記所に対し、四一・一九%まで値下げするよう州令を下した。

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