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ダイソー=「規制と闘い、積極展開する」=内藤雅義専務取締役が来伯=可能な限り商品数増やす

ニッケイ新聞 2013年12月5日

ダイソー関係者の面々。中央右が内藤専務

 昨年12月に南米1号店をオープンさせてから約1年経った100円ショップ「ダイソー」(本社・広島県)。今年10月には聖市トゥクルビーショッピング内に2号店を開くなど順調な展開を見せる中、1日に本社の内藤雅義・専務取締役、佐藤隆史・総合企画室室長が来伯し、現地責任者らと今後の方針を話し合った。3日に本紙取材に応えた内藤専務は、「他国に比べ規制が厳しく難しい点は多々あるが、〃より良いものを価値が感じられる価格で〃という理念のもと、さらに多くの人に便利さを感じてもらいたい」と、さらなる積極的な展開を示唆した。

 09年の初来伯から、内藤専務とともに計10回以上当地に足を運ぶ佐藤室長は「店舗ベースの業績を見れば、十分手応えがあると言える」と話したものの、「税制を含めた規制が非常に厳しいことは大きなネック」との課題も吐露した。

 海外進出の際、内藤専務はほぼ必ず現地に足を運び視察を行ってきたが、「他国と比較しても異常。世界一の厳しさではないか」と当地の規制状況に困惑している様子だ。国家衛生監督庁(Anvisa)の規制により、同社が日本で取り扱う約7万点もの膨大な商品のうち、当地の店頭に並ぶのはたった2千点のみ。陶器、ステンレス製品、衛生消耗品などから玩具まで、多くに規制がかかってしまうという。

 それでも、現地法人「DAISO BRASIL」の大野恵介社長が「来年から、菓子類などの加工食品を店頭に並べられる目処が立った」と話すように、できる限り積極的に商品数を増やしていく方向性だ。

 内藤専務も「他の国でも進めているのと同様に、自社製品を作る世界83カ所の工場を活かして、ゆくゆくはこの土地の風土にあったブラジル向け製品の開発も有り得る」との考えを示した。

 新規店舗の開設についても、内藤専務は「具体的な目標数があるわけではない」としながらも、大野社長とともに「まずは聖市近郊になるべく多く出店出来れば」との姿勢を示した。

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