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ニッケイ新聞 2013年12月20日

 今回の「東久邇宮国際文化褒賞」は、中国での大規模バラ園を成功させた徐ヤオさん、シンガポール銀行で理事を務める西村至さんなども受賞しているが、その他10人は日本国内から。これまでも米国から1人、韓国から2人となっている。ブラジル支部創設となれば、隠れた功績を持つ功労者を見つけ出し、顕彰する良い機会となりそうだ。
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 岩手の記念式典のため今年来伯した演歌歌手の福田こうへいさん。民謡発、脱サラ、盛岡在住というネタも手伝って日本国内でも話題のようだ。父も民謡歌手で20年ほど前には、芸能使節団として来伯経験があるという親子鷹だという。千田会長は紅白出場にうれしさも見せながら、「有名になってしまったから、次は来てもらえないかもね」と笑った。日本で普通に暮らしていては、紅白歌手の生歌にはなかなか出会えない。思いがけない体験は当地の日系社会だから可能なのかも。

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