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サンパウロからこんにちは

ニッケイ新聞 2014年2月2日

竹内香苗のブラジルだよりニッケイ新聞WEBの読者のみなさん、はじめまして!

この度ご縁あって、こちらにて文章を綴らせて頂けることになりました。
サンパウロに来ておよそ1年。主婦兼フリーアナウンサーとして日々過ごしております。
ブラジルに住むことになるとは夢にも思わず、TBSでアナウンサーとして仕事に励む中、突如決まった夫の転勤による渡伯。アナウンサーの仕事を始めて10年以上が過ぎ、定年までTBSでアナウンサーの仕事をするであろうと目標にしていた私にとっては人生の大転換でした。渡伯が決まってからは、あれよあれよという間に、退職、芸能プロダクション・ホリプロに所属、フリーアナウンサーとなり、そしてブラジルで暮らす準備も進み、気付いたらサンパウロに来ていました。
ワールドカップやオリンピックが控えている国。サッカーが強く、盛んな国。毎年の風物詩として、何度もリオデジャネイロで行われるサンバカーニバルのニュースを番組で読んだことのある国。そして番組で何度も目にした、お笑い芸人サバンナさんのネタ「ブラジルの人、聞こえますかー?」で呼びかけている国。あとは・・・?
ブラジルと日本は歴史的にも深い繋がりがあるにも関わらず、申し訳ないくらいの知識と心構えで来てしまいました。
まずは英語も当然日本語もほとんど通じないというそれはそれは高い言葉の壁に途方に暮れ、想像以上の治安の悪さや生活インフラの不備や物価の高さに驚き、デモや強盗も目の当たりにし・・・。
外国人としてサンパウロで生活してまだ1年。まだまだブラジルを深く知らない新参者でありながら、すでにここでの生活に愛着が湧いているのは、親しくなるほどに感じるブラジル人の人なつこさ、昭和時代のご近所付き合いの様な親切さ、日本人からみると多少いい加減なところもありながらなんとも憎めない愛嬌のあるブラジル人に囲まれる様になって来たことが大きいのではないかと思います。
そしてブラジルで産まれた息子は、日本人でありブラジル人でもあります。これまでの人生で全く縁も所縁も無かったブラジルとこんなに深く繋がることになるとは!
このコラムを読んでくださったのも何かのご縁かもしれません。どうぞこれからしばらくの間お付き合い頂けたら嬉しいです。

プロフィール

竹内 香苗(たけうち かなえ)。愛知県出身のフリーアナウンサー。約10年間過ごしたTBSでは『はなまるマーケット』『朝ズバッ!』などに出演。夫のブラジル赴任に伴い12年に同局を退社し、ホリプロに所属。同年11月よりサンパウロ市に滞在している。

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