サンパウロ州議会「生長の家の日」祝う=立教85年記念式典9日に

ニッケイ新聞 2014年3月6日

 生長の家ブラジル伝道本部(村上真理枝理事長)は9日午前9時から「立教85年記念日・生長の家総裁法燈継承記念式典」、翌10日午前10時からサンパウロ州議会で「生長の家の日」の公式の式典を行う。

 立教記念日祝典はサンパウロ市の伝道本部に加え、国内各地に散在する400カ所以上の会館でも盛大に祝う。広報資料によれば「生長の家が実践する社会変革運動に従事する数千人ものボランティアの活動の成果として、その地区の暴力事件数の減少、教育機関内における公徳心の向上などが挙げられる」と強調する。

 同資料の中で村上理事長は「平和運動によりブラジルを変えることは可能なことです。隣人に対する愛の表現を通してそれを実践しています」と述べ、具体例として「私どもが保育園を経営しているアチバイア市では暴力の数が減少し、現地の当局や報道機関もそれを確認し、生長の家の教育法を高く評価して頂いています」と挙げる。

 なお10日の州議会での式典では、リオの抗議行動中に爆発物によって殺されたカメラマンの冥福を祈って1分間の黙?も行われる。