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東西南北

ニッケイ新聞 2014年3月13日

 12日付エスタード紙の表紙を飾った写真の1枚に、刑務所の通路に縄でつながれた囚人たちの姿が写る衝撃的なものがあった。これは北大河州マカウ市の刑務所の中の写真で、囚人たちを収監する場所が足りないことを不満とする同州の市警が、監獄の増設を求めて抗議の意味で公表したという。そこでは囚人17人が通路で青い縄に縛られているが、その中には女性も3人含まれ、うち1人は妊婦だ。囚人たちに対する収監状況からみても、刑務所としての治安面からいっても最悪だが、これが起きたのはW杯の会場となっているナタウから180キロと間近な市。W杯前には世界に見せたくない写真だ。

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 サンパウロ州ガストン・ヴィジガルで3日、児童性愛者の疑いがかけられた16歳の少年が、家族や警官の目の前で口論後に暴行され、死亡する事件が起こった。少年は18歳の兄とカーニバル期間中に広場に行き、子供の写真をたくさん撮りはじめたため、それを嫌がった子供たちの親が警察に通報、近くにいた母親共々警察に連行された。3人は釈放されたが、少年は警察署の前でケンカを吹きかけてきた26歳の男性に連打され、病院に運ばれたが死亡した。過剰反応が起こした悲劇か。

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 12日朝7時30分頃、CPTM9号線で電気系統が故障し、ジャグアレー~シダージ・ジャルジン間が大幅な減速運転となった。CPTMは代替バスを40台用意したが、その状態が10時30分まで続いたため、通勤時間中の故に焦った乗客の中には、電車を降り、線路を渡って通勤しようとする人もいた。朝早くからお気の毒様。

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