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俳句、短歌など日ポ両語で=合同文芸展示会2日から

来社した武本、小田、中田さん(左から)

来社した武本、小田、中田さん(左から)

 ブラジル日系文学会(武本憲二会長)が主催する「合同文芸展示会」が来月2日から21日まで、ブラジル日本移民史料館サイトウ・ヒロシ広間(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)で開催される。開場は火~日曜の午後1時半~5時半まで。一般入場料7レアル、高齢者は半額。
 あらくさ短歌会や子雷、グレミオ・ハイカイ・イペなどサンパウロ市内で活発に活動を行う文学結社12団体が協力。300人による俳句、短歌、川柳、詩、ハイカイなど264作品がポ語訳付きで展示される。
 同会所属講師による文芸ワークショップも開催される。4日=詩のABC(浜照夫)、11日=短歌のABC(滝友梨香)、18日=俳句のABC(小斉棹子)。開始時間はいずれも午後2時半から。
 展示物をまとめた作品集「合同文芸展示会作品集」の販売もある。全164貢。20レ。
 武本会長、中田みちよ、小田輝子実行委員が案内のため来社し、「訳文では日本語の情緒・感性が伝わらないと危惧する向きもありましたが、あえて冒険を試みました。訳した歌を通して、親と子の、一世と二世の絆が深まる事を期待しています」と開催意義を語り、来場を呼びかけた。

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