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大震災から4年が経過…=支援集会11日、宮城県人会で

(左から)佐藤さん、永山委員長、中沢さん

(左から)佐藤さん、永山委員長、中沢さん

 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の3県人会や、協賛の福祉団体などで構成する「東日本大震災追悼支援委員会」(永山八郎委員長)が、震災発生からちょうど4年が経過する今月11日に『追悼支援集会』を行なう。午前10時からで、場所は宮城県人会館(Rua Fagundes, 152, Liberdade)。
 これまではミサ中心だったが、今回は各関係者の支援活動報告を重視したものとなる。
 福島県相馬市で被災した漁師を題材としたアニメ上映のほか、オイスカと名取市海岸林再生の会による植林プロジェクト、在日日系人によるNPO法人「ABC JAPAN」、歌手・中平マリコさんらの活動報告で復興の現状を伝える。
 また震災後の耕作放棄地を利用した取り組みとして、福島県では綿花栽培や綿花製品の加工・販売が行われている。ブラジルでも東京農大、コチア青年連絡協議会、農協婦人部連合会(ADESC)などと連携して支援の輪を広げたい考え。
 同委員会から永山委員長(福島県人会長)、中沢宏一さん(宮城県人会長)、佐藤直さん(憩の園理事)が来社し、「復興支援者の活動報告を通し、ブラジルと被災地との関係強化を図りたい。今回の集会を契機に当地からも継続的な支援活動を!」と呼びかけた。
 問い合わせは宮城県人会(11・3209・3265)まで。

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