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21人が元気に顔あわせ=ぶらじる丸同船者会

大いに賑わい、来年の再会を誓った

大いに賑わい、来年の再会を誓った

 1960年3月13日サントス着ぶらじる丸の同船者会が13日、リベルダーデ区の群馬県人会館で行われた。
 参加者21人のうちサンパウロ市在住は4人と少なく、近郊はもとより、遠くからはパラナ、ミナス州からも駆けつけた。最高齢は81歳で、5組の夫婦、6人のコチア青年らが顔を揃えた。
 船中で語り合った「ブラジルで大牧場主になり、日本の友人を驚かせてやりたい」など、かつての夢を振り返り、昔話に花を咲かせ、元気に飲み、食べ、歌った。
 参加者の一人、松田典仁さん(77、モジ在住)は、「みんなの年齢を感じさせないエネルギッシュな若さと笑顔が印象的だった。それぞれに活躍し、ブラジル発展に寄与している。州、市、町、NPO団体から表彰されている人も多く、感銘を受けた」と話す。
 参加者らは口々に「ブラジルに移住してよかった「幸せだった」と誇らしげに語り、「来年の3月13日に元気な姿で再会しましょう」誓い合い、帰途についた。
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 同船者の方は松田さん(11・4790・4600)までご連絡を。

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