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 レジストロの紅茶業を守ろうと88歳の島田梅さんが独自に始めた新銘柄「おばあ茶ん」(8日詳報)に協力する意味で、編集部でも販売を始めることにした。販売価格は100グラム15レアル。癖がなくまろやかなので、紅茶を飲み慣れていない人にもお勧め。5パック以上購入希望の方は、予め編集部(11・3360・6060)まで予約の電話を。なおサンパウロ市アクリマソン区のめがね店「OTICA ACLIMACAO」(Av. Aclimacao, 112、電話=11・3207・4104/ベルナデッチさん)でも好評販売中。
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 日本の芸能界で活躍する著名なハーフタレントによる「ハーフ会」が話題になっている。参加するのは英国人やドイツ系米国人とのハーフ、父がバングラディッシュ人のクオーターなど生い立ちは様々だ。当地関係では、ブラジル人と日本人のハーフで、吉本興業に所属する日本のお笑いコンビ「デニス」の植野行雄さんなどもいる(13年10月11日付け既報)。彼の母はミナス日語校元教師だ。彼らの出生への理解が深まれば、移民への関心もすこしは高まるかも。
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 10回目を迎えるブラジル映画祭が、4月25~30日に東京・渋谷の映画館で開催する。2015年アカデミー賞外国語映画賞ブラジル代表作「彼の見つめる先に」、リオの名所を舞台とする「リオ、エウ・チ・アモ」など全9作品が上映されるようだ。当地では柔道映画「グランデ・ビットリア」が昨年制作されたが、主催者と連携し、こうした場で日本上映できれば良かったかも。詳細は公式サイト(tupiniquim.jp/fcb)から。

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