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今月上旬にはサンタカタリーナを訪れ、ライムンド・コロンボ知事(左)と会談した(州政府提供)
今月上旬にはサンタカタリーナを訪れ、ライムンド・コロンボ知事(左)と会談した(州政府提供)

外交120周年=梅田大使、各知事と対談=リオでは月末に音楽祭

 日伯外交関係樹立120周年記念事業ブラジル実行委員会(梅田邦夫委員長=駐伯大使)は8日午後、在聖総領事館で第7回会合を行ない、記念事業に関する状況を確認し、会議後に梅田大使らが取材に応じた。
 花火祭り(9月12日、聖市インテルラゴス)はコシノ・ジュンコ氏演出のもと、約4500発を約20分で打ち上げることになっているが、特に進展はなかった。中前隆博在聖総領事は「一日中楽しめるバラエティに富んだイベントを計画中」と強調した。
 JICAによる日伯共同事業展示会は先月、ブラジリア開催を終えた。次回は聖市での県連日本祭り(7月24~26日)を控える。その後は8月リオ、9月パラナ州マリンガ、クリチバと続く。
 ウジミナス、セラード開発などを紹介する同展示だが、梅田大使らが「重要な功績の一つ」と捉え、サンタカタリーナ州サンジョアキンでのりんご栽培も加えられた。JICAが30年近く技術協力を実施し、かつては輸入のみだったが、今や全国一のりんご産地となっている。
 三つめの記念事業である日本館改修はスギ、ヒノキといった資材が到着したところ。こちらは年内完工を目指す。また9月2日に経済セミナーを、11月末には医療セミナーを共に聖市で開催する方向だ。皇室、ジウマ大統領の往来について梅田大使は「前向きに調整中」とし、正式発表には至らず。予算200万レは「もう一踏ん張り」と報告された。
 これ以外にリオでは日本庭園改修や、サッカージーコ杯など独自の記念事業を控える。また著名指揮者の西本智実さんを招いた音楽祭を、市立劇場(収容人数2000人)で開催する。今月31日午後8時、8月2日午前11時半からの二公演。市立交響楽団とジョイントし、和太鼓協奏曲「飛天遊」などがプログラムに組み込まれる。
 各地の120周年式典に出席している梅田大使は、各州知事との会談も積極的に行なっている。「中高生年代での日本語教育」「日本式交番の導入」「ビジネス関係の深化」を提案し、概ね前向きな返答を得ているという。
 今後はトカンチンス、ペルナンブコ訪問を控えており、「日伯関係強化に努めたい」と抱負を新たにした。

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