ホーム | 日系社会ニュース | トヨタ=高級車レクサスをPR=芸術家とのコラボ展示会
展示された『NX200t』
展示された『NX200t』

トヨタ=高級車レクサスをPR=芸術家とのコラボ展示会

 トヨタ自動車の現地生産・販売子会社であるブラジルトヨタ(近藤剛史社長)が先月27日夜、サンパウロ市ジャルジンス区の販売店で、高級ブランド車「レクサス」のアピールのため、有名芸術家のエブリン・タンナス氏の作品を交えた展示会「アートツアー」を行なった。
 今回のイベントは、レクサス・ブランドが追求する「クラフトマンシップ」(職人が随所に手を施すという意味)をタンナス氏の繊細な作品の中でも感じてほしい、という主催者側の意向で開催に至った。
 同社および他の高級車メーカーの関係者、タンナス氏ら120人が集う中、SUVモデル(車高が高いスポーツタイプ車)『NXシリーズ』を中心に6台と、10数点の芸術作品が展示された。
 レクサス車はすべて日本国内で製造され、世界約90の国と地域で販売されている。当地では12年よりサンパウロ市内に販売店2店舗を展開。現在、顧客の多くを富裕層の日系人が占めており、広い範囲の顧客層に対するブランドの認知度向上に努めているという。
 近藤社長は「日本では、レクサスとトヨタは完全に切り離した販売体制をとっているが、ブラジルでは逆。信頼のメーカー、トヨタが作る高級車レクサスというイメージを少しずつ広めていきたい」との意向を話した。

image_print