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日本会議=文化人類学者招き講演会=安田、渡辺氏が文明談義

(左から)徳力理事長、酒井理事

(左から)徳力理事長、酒井理事

 ブラジル日本会議(徳力啓三理事長)が9月1日午後2時から宮城県人会大講堂(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で、国際日本文化研究所名誉教授の安田喜憲氏、立命館大学副学長の渡辺公三氏を招いて特別講演会を開催する。入場無料、日語のみ。
 昨年も当地で講演を行なった安田氏は、『日本の神話と長江文明』をテーマに稲作漁労文明と畑作牧畜文明の対比が示す文明論を語る。東西文化の違いを探り、人類の未来を日本神話の中に探る。三重県出身。立命館大学西園寺塾塾長、環太平洋文明研究センター長。「日本よ、森の環境国家たれ」など著書多数。
 渡辺氏は東京都出身の文化人類学者で、「現代思想の冒険者たち」「闘うレヴィ=ストロース」など著書も多数ある。講演テーマは『現代人類学の故郷としてのブラジル』とし、フランスの社会人類・民俗学者レヴィ・ストロース(故人)が、1930年代のブラジルでインディオの現地調査から何を学んだのかを考える。日本文明を高く評価した親日家でもあった。
 案内のため来社した徳力会長と酒井憲司さんは、「偉大な学者の話を聞ける貴重な機会。ブラジルでこんなチャンスは滅多にありません」と参加を呼びかけた。
 問い合わせは大矢さん(11・98158・1534)まで。

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