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笑顔の生徒たちと記念撮影
笑顔の生徒たちと記念撮影

日本人学校で浪曲公演=春野さん250人の児童に

 本日10日午後2時に広島文化センターで、公演(入場無料)を行なう浪曲師・春野恵子さんが、到着翌日の8日午前、聖市の日本人学校で公演を行なった。小学1年生から中学3年生の生徒と父兄、約250人が浪曲の魅力に親しんだ。
 「子ども好き」と話す春野さんは、馴染みのない児童らにも伝わりやすいよう、演目の前にはクイズを交えながら、浪曲独特のかけ声や拍手の練習を行なった。子どもたちからは元気な返答が相次ぎ、和気藹々と進行した。
 いざ演目が始まり、春野さんが頭を下げて挨拶すると、練習の甲斐もあって威勢の良いかけ声とぴったりの間の大きな拍手が場内に響いた。
 『両国夫婦花火』ほか「より親しめるように」と小さな子どもが主人公の『神田松五郎』が演じられ、軽妙な語り口に生徒らは、その世界観に引き込まれていった。
 質疑応答では絶え間なく手が上がる等、存分にその魅力が伝わった様子。吉永拓未くん(14、愛知)は「声色を変えて演じ分けるところが凄い」と、初となる浪曲の観覧を楽しんでいた。
 その後は、挨拶のために本紙へ来社。10日の公演に向け、「実際に浪曲をやられている方がいたら是非お話したい。こちらの浪曲事情を教えてほしい」と勉強熱心な一面も覗かせ、「皆さんの期待に応えられるよう、精一杯頑張ります」と意気込んだ。

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