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2016年7月1日の記事一覧

大学生10人、訪日に意欲=JICA大学生招へい事業

研修生と中前総領事、佐藤JICA次長ら

 JICA(国際協力機構)が「日系社会次世代育成研修(大学生招へいプログラム)」に参加する当地の大学生10人が先月25日、約1カ月の研修のために日本へ旅立った。 同制度は2014年の安倍晋三首相来伯をきっかけに設立されたもの。大学生対象としては今年で2回目となる。研修生は横浜国立大学や東海大学、東京医科大学での授業に参加するなど ...

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MAWARI2号店が開店=高級ショッピングで勝負

ショッピング・ビラ・オリンピアにブラジルでは珍しい回転寿司を開いた三宅さん

 一昨年12月にサンパウロ市モルンビーに開店した回転寿司店「MAWARI」の2号店が、4月にショッピング・ビラ・オリンピア内にできた。 共同経営者の一人、三宅アンジェロさん(50、二世)は「ブラジル人の多くはクリームチーズ入りの寿司が大好き」と言い、回転レーンにはその種の斬新なネタの皿がグルグル回っている。皿の色で値段を区別する ...

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新潟県人会が60周年=3日、宮城県人会で式典

 創立60周年を迎える新潟県人会(南雲良治会長)が3日午前10時から、記念式典をサンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes, 152)で開く。 母県からは泉田裕彦県知事を始め、20人の慶祝団が駆けつける。前日夜には県人会主催の懇親会を開き、一団を歓迎する準備を整えている。 式典では敬老者表彰や、今年80歳 ...

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コロニアかるた会、3日

 コロニアかるた会(橋浦行雄代表)が3日昼12時半から、鳥取交流センター(Rua Dona Cesaria Fagundes, 323, Saude)で定例会を開く。会費は一人5レアルで一品持ち寄り。

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大耳小耳

 来週から始まる県連日本祭りの高齢者広場(Espaco Terceira Idade)のスポーツコーナーでは、3日間とも最後の時間帯に「かるた」が行われる。1月28日付けの「ひとマチ点描」で紹介した、非日系中心の若者による競技かるた団体「めぐりあひ会」が主催するそう。昔とった杵柄を発揮して、脳トレも兼ねて世代間交流してみてはいか ...

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自伝小説=月のかけら=筑紫 橘郎=(29)

 すると中から、二人の紳士が降りてきた。太郎は飛んでいき、二人に最敬礼をした。妻幸子が玄関のドアを開けながら、「貴方、はいってもらいなさい」と声掛けた。 太郎は二人を促して家に入った。「いやー、留守で済みませんでした」「いや、君がそろそろ帰る頃かぐらいは、カンピーナスで調べさせて来た。どうだった、ミランドーポリスは変わった事は無 ...

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日本移民108周年記念=囚人の署名 平リカルド著 (翻訳)栗原章子=(21)

第7章  原爆投下の知らせ 第二次大戦が激化し、ブラジルの陸軍や空軍の兵士がヨーロッパ前線に送られることになった。またブラジル政府は枢軸国に属する囚人たちをリオ州、イーリャ・グランデの島にある拘置所に移した。そのころ、リオ州はブラジルの首都であった。このような状況のなか、日本人もまた同島に移されていた。 かくして、一九四〇年より ...

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ニッケイ俳壇(895)=富重久子 選

アチバイア  吉田繁

ゴヤス路や秋の入日の大あかね

【ブラジルに移民してこの方、あまり旅もしないのでこのような雄大な俳句には、何時も心引かれる私である。
「秋の入日の大あかね」という言葉の選択で、美しいゴヤス路の夕焼け空の光景が、油絵のように心に描かれる巻頭佳句である】

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