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村田さんと前田さん
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幸福の科学=「骨を埋める覚悟」と語る=前田さんから村田さんへ本部長交代

 宗教法人「幸福の科学」(大川隆法総裁)のブラジル本部長・前田浩一さん(45、鹿児島)が帰国するにあたり、後任の村田健治氏(53、福岡)と21日、サンパウロ市アナローザのブラジル本部正心館で交代の会見を行なった。
 前田さんは約6年の任期中、伝道活動や支部長の教育、書籍のポ語翻訳など、伯本部全体の監督を行なった。赴任してすぐ、2010年5月にブラジル本部正心館の落成に携わった。同年11月には大川総裁が来伯し、前田さんは計5回の説法会を取り仕切った。
 ブラジルで苦労した点について、「日本のような『報告・連絡・相談』の習慣がないので、そこから教えていく必要があった」と語る。仕事のやりがいについては、「この教えを学んだ方が悩みを克服し、人生が変わるのを目の当たりにすることが喜び」と話した。
 新たに赴任した村田さんは、九州大学文学部でロシア史を専攻。幸福の科学では総本山正心館の研修局長を務め、セミナー等を担当していた。「最も行動的と呼べる仕事をしたい。そのためには海外へ出ることだ」と考えていた矢先、ブラジル本部長職の公募が行なわれ採用された。
 ブラジルに骨を埋める覚悟で来たという村田さんは、日系社会について、「日本人の勤勉さや調和といった美点を地球の反対側に届け、ブラジル社会から尊敬されるほど努力してきた移住者に敬意を表します」と印象を述べた。
 現在ブラジルには10の支部があり、5月にブラジル正心館の6周年記念式典、7月には大川総裁の御生誕祭が行なわれる。


□関連コラム□大耳小耳

 『幸福の科学』ブラジル本部長の村田健治氏によると、同法人の総裁・大川隆法氏はあらゆる人物の守護霊を呼び出し、本音を聞きだせるという。ヒラリー・クリントン前国務長官や習近平中国主席らの〃本音〃を伝えてきたという大川氏。会員らは「総裁の霊言には信憑性がある」と口を揃える。ならば、次回はブラジルのトップにも目を向けてもらえないだろうか。いまブラジルの話題の渦中にいるルーラ前大統領、クーニャ下院議長、ジウマ大統領の〃本音〃を、読者の皆さんも聞きたくないですか?!

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