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第60回パウリスタ・スポーツ賞=16日に聖市議会で授賞式=特別賞4人含め総勢22人=盛大に多彩な功労者を表彰

 ニッケイ新聞が主催する「第60回パウリスタ・スポーツ賞」が16日に聖市議会の貴賓室で行われる。コロニアおよびブラジル社会において、現役で活躍の選手や引退後の指導者、審判として、競技の振興や普及に尽力した功労者に対し、「特別賞」4人を含む22人を表彰するもの。今年60年の節目を迎える伯国有数の伝統を誇るスポーツ奨励賞だ。今年も野球、ゴルフや空手から健康体操まで幅広い分野から表彰される。授賞式を前に全受賞者の経歴を紹介する。


Yuriko yoshioka(合気道)【合気道】吉岡由理子
73歳、茨城県出身。1979年に聖市で合気道の指導を始める。82年にパラナ州カストロ市に移ってそこでも教え、2012年にはポンタグロッサに転住し、「和光道場」を設立し、さらに本格的に合気道の普及に努めるようになった。現在は道場主としてパラナ州の合気道の発展に尽力している。

Alberto Luiz Fukuda(陸上)【陸上】アルベルト・ルイス・フクダ
31歳、聖市生まれ。ピラチニンガ文化体育協会所属。聖州サンタ・カーザ医学大学で陸上を始める。コロニアや地域の大会で優勝するなど好成績を収める。

Paulo Orlando(野球)【野球】パウロ・ロベルト・オルランド
30歳、聖市生まれ。12歳から野球に親しみ、陸上選手としても活躍した。05年に米国のシカゴ・ホワイトソックスと契約し、06年にプロデビューした。15年にブラジル史上3人目のメジャーデビューを果たした。15年に所属するカンザスシティ・ロイヤルズがワールドシリーズで優勝(ブラジル人初)。

Camila Mayumi Oguira Silva(ソフトボール)【ソフトボール】カミラ・マユミ・オギウラ・シウヴァ
27歳、聖市生まれ。6歳から聖市のソフトボールチームに加入。02年に「クーパー・クラブ」に加入し、ブラジルの優秀なピッチャーを目指す。現在も選手として活躍しているソフトボールを通じ団体活動の大切さを学び、心身ともに鍛えられた。14年に「カンペアン・スルアメリカ」で優勝ほか受賞多数。

Jorge Ishii(ゴルフ)【ゴルフ】ジョルジ・イシイ
63歳、聖州マリリア市生まれ。パラナ、サンタ・カタリーナ州ゴルフ連盟に95年から加入した。アラタ・ハラさんが会長を務めた07年から14年のあいだ財務理事の役職を担い、マウロ・ギマランエスさんが会長を務めた11年、12年も継続した。ウリッセス・デ・トレドさんが会長の際は事務局長、相談役を務めた。08年の移民100周年では移民百周年ゴルフ大会の組織委員会に指名された。現在は日系人ゴルファーの友人5人と「移民ゴルフ」と名づけたトーナメントを企画している。

Takeshi Saguti(ゲートボール)【ゲートボール】タケシ・サグチ
76歳、聖州インディアナ市生まれ。83年からパラナ老人福祉和順会の庭でゲートボールを練習し始め、マリンガ文化体育協会のゲートボール部に登録し、副部長を務めた。88年には聖州パカエンブー市で第3回ゲートボール世界大会を開催し、審判員として招待された。09年からアリアンサ・ゲートボール部長として活躍している。13、14年にブラジル・ゲートボール連合の元会長オガ・セイジ氏に誘われ、現在副会長を務める。

Roberto Mitio Harada(柔道)【柔道】ロベルト・ミチオ・ハラダ
69歳、聖州モジアナ線生まれ。80年に南麻州柔道連盟の初代会長を務める。ブラジル柔道連盟の技術委員会、また、柔道オリンピック「8 para 88」の主催者の一員となり、活躍する。86、87年には南麻州の文化体育省の秘書に任命される。98年、南麻州労働局長となる。07年カンポ・グランデのパンアメリカン大会のトーチ走者として招待された。08年、伯国日本移民百年の際に南麻州の立法議会から功労賞を受賞した。

Sergio Hiroshi Takamatsu(空手)【空手】セルジオ・ヒロシ・タカマツ
50歳、聖市生まれ。74年に空手を始める。86~95年サンパウロ州空手道連盟の一員として活躍する。89年、外国人初全日本空手連盟で4段に合格。90~95年、04年聖州空手道連盟選手団の監督として活躍。99年和道流世界大会3位に入賞。00年から和道流副会長を務める。11年、ブラジル空手連合で6段に合格。同年に和道流の黒帯七段に合格し、師範として指南も始める。サンパウロ州空手道連盟の社会事業部長、同連盟選手団のコーディネーターとして活躍。

Oscar Yukio Hayashi(剣道)【剣道】オスカル・ユキオ・ハヤシ
49歳、聖州スザノ市生まれ。USPの歯学部卒。02~14年の間ブラス・クーバス大学の歯学科教授も務めた。85年フランス世界大会団体戦2位入賞。88年韓国世界大会団体戦3位入賞など。ブラジル剣道連盟審判理事長を務める。12年イタリア世界大会女子メンバーのコーチを務めた。13年ロシアで開催された「コンバット・ゲーム」に剣道の審判として参加。15年、第16回日本剣道世界大会に審判として参加。

中原日出子(健康体操)【健康体操】ヒデコ・ナカハラ
80歳、聖州グァインベー市生まれ。05年に健康体操創立委員会として会設立に尽力。07年1月、第一期准指導員に認定以来、サンパウロ州各地の文協で健康体操の指導を続けている。同年10月、第一回ブラジル代表として浜松市で行われた健康体操国際フェスティバルに参加。12年6月第16回JORI(Jogos Regional do Idoso)のダンス部門に健康体操の一員として参加し、第1位になる。現在はサンベルナルド文協で健康体操の指導を始める。

Basilio Vicente Parachin(古武道)【古武道】バジリオ・ヴィセンチ・パラチン
37歳、亜国生まれ。06年亜国で剣術の第一期生徒となる。亜国二天市民文化協会の会長に赴任。二天古武道研究所の岸川ジョージ師に習う亜国人弟子の中で一番高い階級を取る。07年から二天文化道場の道場主になる。南米古武道大会優勝。水鴎流居合剣法3級、また亜国人で初めて二天一流剣術1級、初伝を取得。杖術5級。アルゼンチン侍文化栄誉賞を受賞。アルゼンチンで天真正伝香取神道流の団体主催者を務める。

Issao Saito(マレットゴルフ)【マレットゴルフ】イサオ・サイトウ
75歳、聖州イビウナ市生まれ。フルヤ農場で初めてマレットゴルフをプレーし、ブラジルで最初に夢中になった。以来競技の普及に協力した。パウリスタマレットゴルフ連盟設立者の一人であり、複数の役職を経験し、現在は副会長として活躍している。

Sueo Shimada(パークゴルフ)【パークゴルフ】スエオ・シマダ
73歳、パラナ州アサイー市生まれ。07年に国際パークゴルフ協会に公認され指導員資格取得。また同年の世界大会に参加した40名の選手団の副団長に就任した。吉井杯(グラシオザPG大会の)実行委員長を務める。第7、11、15回の南米交流PG大会の実行委員を務める。12年からグラシオザPG場の支部長を務める。10~13年、ブラジル・パークゴルフ協会副会長として活躍。14年、同協会会長に就任。

市田イツ子(リズム体操)【リズム体操】市田イツ子
70歳、熊本県出身。06年、全日本健康音楽研究会の指導員養成講座を修了。09年ラジオ体操ブラジル連盟に指導員として認定される。10年から日本NPO法人リズム体操研究会のブラジル指導員として認定。13年NPO法人リズム体操研究会により「高齢者生活体力づくりリーダー」認定。15年同法人より日伯外交樹立120周年記念リズム体操「歩み続けた100年」、「SAKURA 2015(祝120周年)」の指導者として認定。

Rui Aparecido de Sa Junior(相撲)【相撲】ルイ・アパレシード・デ・サー・ジュニオール
22歳、パラナ州ロンドリーナ市生まれ。06年から相撲を始める。同年に参加したブラジル人相撲大会で敗退したことをきっかけに熱心に練習し始め、翌年同大会で少年の部の2位に入賞した。10年と12年には世界選手権に3位で入賞した。13年、成年の部に3位でデビューし、翌年チャンピオンになる。15年、日本で開催された相撲世界大会の重量級で銅メドルを受け取る。

Valdemar Tumao Sassaki(テニス)【テニス】ヴァルデマル・ツマオ・ササキ
71歳、聖州リベイロン・ボニート市生まれ。87年、47歳のときにテニスを始め、コロニアの大会やパウリスタテニス連盟のトーナメントに出場するなどした。73年以来日本カントリークラブのメンバーであり、03年から同クラブのテニス部長として活躍している。日系パンアメリカ中南米大会の主催者も務める。

Mario Sigeki Morimoto(卓球)【卓球】マリオ・シゲキ・モリモト
82歳、聖州マトン市生まれ。3歳のときに聖州マルチノポリス市に引越し卓球を始める。地域のトーナメントで2度優勝する。59年にパラナ州マリンガ市に引越し、マリンガ文化体育協会の卓球部で練習を始める。モリモトさんが加入した4年後、地域の大会の団体戦で優勝した。78年、南麻州のカンポ・グランデ市で日系移民70年の卓球トーナメントで優勝した。また、11年にコロニアベテラン卓球大会で優勝するなどの活躍もしている。

Antonio Chideo Matsubara(射的)【射撃】アントニオ・ヒデオ・マツバラ
72歳、聖州オズワルド・クルス市生まれ。80年コロニア射撃大会で3位入賞。ノーヴァ・バンデイランテ射撃協会(ANBA)の設立者としても活躍した。

Seiti Sacay(陸上 プレミオ)【陸上】、酒井精一
87歳、聖州ビリグイ市生まれ。サンパウロ州立大学工学部卒業。89~92年、12~16年までピラチニンガ文化体育協会の会長を務めた。02年に創立50周年を祝った大分県人会長、アレグレ・ビリグイ郷土会の代表も歴任した。02年に勲五等旭日章を受賞。またサンパウロ日伯援護協会元会長も務めた。

Yoshio Nishii(ゴルフ プレミオ)【ゴルフ】西井良雄
98歳、大阪府出身。13年に聖州サンジョゼ・ドス・ピニャイス市のゴルフ&カントリークラブの6番ホールでホール・イン・ワンを決める。年齢の限界までゴルフを続ける競技への愛情に対し、プレミオ・パウリスタの特別賞を授与する。

Kenji Ishii(陸上 プレミオ)【陸上】石井賢治
84歳、長野県出身。49年自身初の大会に出場。長野県東信地区陸上競技大会の5千メートルで優勝。以降各大会で優勝、新記録設立など。また、オリンピック予選大会への出場など国内外の大会で数々の好成績を残す。51年の大晦日、聖市のサンシルベストレ国際マラソンに日本人として初出場した。54年5月にアメリカ丸で来伯。アテアビスタ会の一員として来伯する日本人スポーツ選手の手伝いをする。

Mario Nakati(空手 プレミオ)【空手】マリオ・ナカチ
76歳、聖州イタンバエン市生まれ。空手道の先生を務める。50年に少林流首里手を習い始め、58年にロンドリーナに引越し剛柔流を習い始める。60年に聖州に戻り初段黒帯に合格する。少林流を再度訓練し始め、沖縄で空手道少林流7段に合格する。その後聖市各地で空手の指導をはじめ、現在はブラジル沖縄県人会で指導をしている。

前回の贈呈式には、受賞者の家族や友人、約300人が駆けつけ、祝賀ムード一色となった

前回の贈呈式には、受賞者の家族や友人、約300人が駆けつけ、祝賀ムード一色となった

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