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東西南北

 昨日8日で、18人の死者を出した、聖州のモジ~ベルチオガ街道でのバス事故から1カ月が経過した。この事故では死者以外にも、多くの学生が重傷を追ったが、被害者やその家族は口々に、バス会社やサンセバスチャン市からの援助の少なさに不満をもらしている。被害者の中には、肺に穴が開いたり、複雑骨折で身動きが取れなくなったり、頭蓋骨が陥没したりで医療費がかさみ、親が世話のために仕事をやめて看病しているケースもあるが、バス会社や市からの援助が少なく、借金生活に陥っている。中には「裁判で数年後に慰謝料をもらうより、今、いきているための金が必要だ」と主張する親もいるとか。残した爪痕はあまりに大きい。
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 80~90年代にコメディ番組「TVピラッタ」の中心コメディアンとして高い人気を博し、TVドラマでもおなじみの俳優でもあったギリェルメ・カラム(55)が7日、2年の闘病生活の末、リオの病院で亡くなった。彼の身体を蝕んだのはマシャド・ジョセフ病という、極めて症例の少ない、遺伝性の脊髄小脳変性症だった。彼の死後、生前に親交のあった女性司会者のシューシャなど、多くの芸能人が追悼の言葉を寄せた。
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 8日は14年W杯でセレソンがドイツに1―7で大敗した日だ。あれから2年の月日が流れたことになる。その後、就任時から不評だったドゥンガ監督の体制で復活を図るも、2度のコパ・アメリカで惨敗、18年W杯南米予選もパッとしていない。大統領罷免問題やリオ五輪がひと段落した頃にチッチ監督で何か変わればいいが。

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