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七夕やこどものそので=米国在住の歌手が公演

来場を呼びかける近藤さん(右)。ルーツのある愛媛県人会の中矢伝会長と

来場を呼びかける近藤さん(右)。ルーツのある愛媛県人会の中矢伝会長と

 週末の七夕祭りなどで公演する米国在住の日本人歌手、近藤真里奈さん(20)が12日に来社した。オランダ生まれで、父親の仕事の都合で転勤を20回も経験。現在はミシガン州在住で、地元の大学でミュージカルを学んでいる。
 4歳からジャズバーで歌い始め、7歳でミュージカルの舞台にも立った。POPやR&Bなど幅広く音楽を学び、盛んに芸能活動を行なっている。
 初来伯は3年前。同じく歌手の井上祐見さんのマネージャー、中嶋年張さんと知人だった縁で当地を訪れた。「日本文化を大切に継承しつつ、今でも維持している姿に感銘。ブラジル人への浸透も広くて驚いた。日本人として嬉しく思う」と印象を語った。
 7日に着伯、17日深夜に帰国までに福祉団体の希望の家、憩の園などで公演した。一般向けにはリベルダーデ広場での七夕祭りで16日午後1時5分、17日同1時15分からステージに立つ。17日はこどものそのフェスティバルにも登場する(午後3時40分から)。
 「音楽で通じ合うことができるブラジル。どんな雰囲気の会場で歌えるか楽しみです」と期待に胸を膨らませ、来場を呼びかけた。

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