2017年8月17日の記事一覧

《サンパウロ州》加工業の雇用が回復見せる=1~7月の累積が4年ぶりにプラスに

サンパウロ州の加工業における雇用は若干回復しつつある(参考画像 - Ricardo Almeida/ANPr)

サンパウロ州の加工業における雇用は若干回復しつつある(参考画像 – Ricardo Almeida/ANPr)  サンパウロ州工業連盟(Fiesp)とサンパウロ州工業センター(Ciesp)の月例調査によると、今年1月から7月までのサンパウロ州における加工業の雇用者数は、2016年1~7月と比較して0・37%、実数8千 ...

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女兄弟を殺した相手を銃殺=身分証明書を落として逮捕

 連邦直轄区レカント・ダス・エマスで13日、22歳の青年を殺したと見られる青年が、民証明書をなくしたと警察に届けに行き、殺人犯として逮捕されるという事件が起きた。  目撃証言によると、22歳の青年は13日朝、バイクに乗った2人組に襲われ、銃弾数発を浴びて死亡した。  犯人はこの時、身分証明書やバイクの書類を落としており、目撃者の ...

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《ブラジル》財政目標見直し=赤字限度額を引き上げる=今年と来年は1590億レアルに=それでも足りない財政努力=議会との交渉は厳しいものに

エンリケ・メイレレス財相(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)

エンリケ・メイレレス財相(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)  【既報関連】ブラジル政府の経済政策チームは15日、今年と今後3年(2020年まで)の財政目標として定められていた、政府の基礎的財政収支の許容赤字幅を引き上げた(2020年は100億レアル以上の黒字から、650億レアル以内 ...

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《ブラジル》カンジド下議=「個人献金は全て匿名に」=新たなカイシャ2の危険性=「世論調査に制限を」とも

カンジド下議(Lula Marques/AGPT)

カンジド下議(Lula Marques/AGPT)  下院政治改革委員会の報告官、ヴィセンテ・カンジド下議〈労働者党・PT〉が15日に提示した改正案の内容には、隠し献金の復活や世論調査の制限などが含まれており、問題があると、16日付フォーリャ紙が報じている。  カンジド氏は以前も、「候補者は選挙前8カ月以降は逮捕されない」との提 ...

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リオ州=軍も加えた掃討作戦第2弾=今回は麻薬密売組織に照準

ニテロイ市内で道路封鎖などの任につく国軍兵士ら(Estado Maior Conjunto/CML)

 リオ州ニテロイ市で16日、国軍兵と市警、軍警により、麻薬密売に照準を合わせた「ドーゼ・ドゥプラ作戦」が行われたと同日付現地紙サイトが報じた。  今回の作戦では逮捕令状26件、未成年者の身柄拘束令状2件、家宅捜索令状34件が出、陸、海、空の3軍の兵士2605人、市警300人、軍警250人が参加。ヘリ2機、防弾車33台、パトカー1 ...

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サンパウロ市公立校=外国人生徒との共生へ=市内北部の公立校の取り組み

 サンパウロ市立校ではこの5年で、外国人生徒の数が2倍の4747人になった。サンパウロ州立校を含めると、市内の外国人生徒の数は1万人を超える。国籍は80以上で、彼らの両親は、経済的チャンスを求めて、または政治的危機や戦争を逃れて、サンパウロ市にやってきた。  外国人が多く通う学校では、教師や生徒たちが一緒になって、他国籍の生徒た ...

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《ブラジル》18年大統領候補のボルソナロが上告審で敗訴=「レイプの価値なし」発言で

 連邦高等裁判所は15日、来年の大統領選出馬を狙うジャイール・ボルソナロ下議(キリスト教社会党・PSC)に対し、14年12月に議会で発した問題発言に関する上告を却下し、慰謝料の支払を命じた。16日付現地紙が報じている。  ボルソナロ氏は14年12月9日の下院本会議で、マリア・デ・ロザリオ下議(労働者党・PT)が軍事政権での犯罪行 ...

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東西南北

 「シダーデ・リンダがシダーデ・リンパを破った」―。16日付アゴラ紙にこんな見出しが躍った。これはサンパウロ市のジョアン・ドリア市長が、自らの都市美化計画「シダーデ・リンダ」の一環として、同市南部のブラジル大通りに「中央分離帯緑化計画」の立て看板を12枚掲げ、2007年にジルベルト・カサビ元市長が制定した景観法「シダーデ・リンパ ...

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《ブラジル》長崎市の支援決定、再建へ前進=全焼のラーモス平和資料館=現地市長に意思表明文手渡す

石橋さん(左端)、寄川さん(左から4番目)と井上祐見さん、平和史料館再建委員会会員ら

 昨年11月に平和資料館を焼失したサンタカタリーナ州フレイ・ロジェリオ市のラーモス移住地に、朗報が届いた。長崎市が同館再建を支援することが正式に決まったという。決定を通知するためにラーモス移住地を訪問したブラジル・日本「平和の絆」交流会の石橋朋子さんと長崎放送の寄川淑子さんが来社し、現在の状況について話した。  今回の決定は、今 ...

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「四世は誰?」世代の数え方=日本なら二世、ブラジルなら三世?

 本紙で掲載した連載「四世ビザに条件付き賛成?」を読んだ読者から、「世代数の数え方を教えて欲しい」との問合せが編集部に寄せられた。それを受け、在サンパウロ総領事館に確認した。  ブラジルでは一般に、世代が多いほうがより当地に根を張った伝統ある家系だと見られる傾向があるため、両親の世代数の多い方に足す形で勘定される。たとえば「父親 ...

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