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2017年9月15日の記事一覧

文化祭り、スザノで今週末=生徒450人の作品展示も

(右から)来社した高木会長と刈谷さん

 汎スザノ文化体育農事協会(ACEAS、高木政親会長)とスザノ日伯学園(CENIBRAS、安楽恵子校長)の共催による『第8回文化祭り』が、16、17の両日、同会会館(Rua Dibe Tanus, 535, Chacara Reunidas Guaio)で開催される。入場無料。  同祭では、小中学生450人による出し物や作品のほ ...

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中江元領事、25年振り来伯=「ブラジルにお返しがしたい」

来社した中江さん

 在サンパウロ総領事館の元領事で、25年振りに来伯した帝京大学法学部教授の中江章浩さん(61)が先月17日に来社し、今後の活動について意気込みを語った。  中江さんは厚生労働省からの出向で、90年から3年間、在サンパウロ総領事館経済担当領事を勤めた。その後、世界保健機関(WHO)で勤務し、アジア・アフリカ諸国を担当した。今回は1 ...

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■人探し■

 栃木県在住の司法書士・伊藤洋子さんが、1989年頃までサンパウロ州サントアンドレ市に住んでいたと思われる廣瀬清治(セイジ、キヨハル、キヨジ)さんの消息を探している。  清治さんは、1941年5月21日にサンパウロ州アララクアラ線リオプシト駅ミソランジャ町で生まれているので、健全なら現在は76歳になっている。  清治さんの父・清 ...

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大耳小耳

 移民史料館運営委員会の森口イグナシオ忠義委員長(82、二世)は、1943年、サントス海岸部の枢軸国人に対する24時間以内の強制立ち退き令を受け、サンパウロ州バストス市に移り住んだ経験を持つ。森口委員長は当時8歳。「家族みんなで持てる限りの荷物を抱えて出て行った。近隣では飼っていた鶏を二束三文で売った家もあった」と振り返る。「学 ...

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移り来て 60年=ブラジルに来て良かったか=サンパウロ市在住 駒形秀雄

神戸港からの出港風景(『在伯同胞活動実況写真帳』(竹下写真館、1938年)

 晴れか曇りかはっきりしない季節も過ぎ、街路の木々も色鮮やかな花をつける時候になりました。  自然はこのように神の恵みを示してくれますが、こと人間のやっている仕業に目を向けてみると、こちらはどうもいけません。世間の話を聞くと「ものは売れない。失業者はちっとも減らない。それなのに犯罪だけはますます増えて、友達とのんびり街を歩いても ...

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ブラジルらしい短歌〈一命を賭して巨悪にたちむかう若き判事は国の光明〉

モロ判事(Foto: Pedro de Oliveira/ALEP)

 「今大会では、いかにもブラジルらしい歌にたくさん出会えて、とても幸せな一日でした」――司会の多田邦治さんはにこやかに、そう全伯短歌大会を締めくくった。  中でも高点歌2位の〈一命を賭して巨悪にたちむかう若き判事は国の光明〉(山元治彦)は、今の時世を見事に詠みこんでおり、思わず喝采を送りたくなる。ブラジルでしか詠めない歌だ。   ...

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