2017年10月25日の記事一覧

ブラジルで黒いトイレットペーパー発売=用途の可能性以上に問題になったこととは?

人気女優マリーナ・ルイ・バルボーザを起用した黒いトイレットペーパーの広告

 ブラジルでは今、先頃販売をはじめた「黒いトイレットペーパー」の存在が話題を呼んでいる。  これはトイレットペーパー大手「ペルソナル」社が開発したもので、イメージ・キャラクターに、ブラジル国内では多数のファッション誌や女性誌の表紙を飾る若手屈指の人気女優のマリーナ・ルイ・バルボーザを起用する熱の入れようだ。  広告ではマリーナが ...

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《ブラジル経済》家計消費動向指数が上昇=七要素の内、六つで上昇

クリチーバ市の市営市場(参考画像・Jaelson Lucas/SMCS)  全国財・サービス・観光・商業連盟(CNC)が24日に、10月の家計消費動向(ICF)を発表した。10月のICFは9月より1・4%伸びて、0ポイントを最低値、200ポイントを最高値で測る指標は77・9ポイントに達した。これは昨年の10月と比較しても、5・4 ...

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《ブラジル》下院が今日、2度目のテメル大統領告発を審議=反対票確保に巨額の議員割当金=連邦政府は阻止に自信も=投票結果判明は25日夜か

23日、連立与党リーダーたちと会議を行うテメル大統領(Alan Santos/PR)

 今日25日は、下院本会議でテメル大統領に対する2度目の告発受け入れに関する審議と投票が行われるが、連邦政府側は、様々な直前対策を講じ、23日までに240票ほどの阻止票を獲得したという。24日付現地紙が報じている。  告発回避のためには、下議全体の3分の1以上(172票)の反対票を獲得すればよいが、連邦政府は反対票確保のために、 ...

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リオ市=巨大スラム・ロッシーニャで軍警がスペイン人観光客を射殺=「車で検問を突破したため」と弁明=銃撃戦の発生した日にツアー催行

 【既報関連】23日午前10時半頃、リオ市南部のファヴェーラ(スラム街)ロッシーニャで、スペイン人観光客が軍警に撃たれて死亡する事件が発生したと、24日付現地紙各紙・サイトが報じた。  亡くなったのは、ファヴェーラツアーを終え、帰りの車に乗ったスペイン人女性のマリア・エスペランサ・ヒメネス・ルイス氏(67)だ。  事件に関与した ...

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ゴイアス州=シャッパーダ・ドス・ヴェアデイロス国立公園閉鎖=森林火災で既に22%焼失

燃え盛る炎と消火活動をする人々(Ramilla Rodrigues)

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《ブラジル人の意識調査》=「ブラジルは汚い」と言うけれど=自身を正直者と思うブラジル人

 ブラジル人はブラジルを「腐敗、堕落」というイメージで捉えているが、ブラジル人に対してはそのようには捉えていないことが調査結果によって判明したと、24日付現地紙が報じている。  これは、調査団体のクレッシメントゥムがイギリスのバレット・ヴァリュー・センターという団体と共同で行ったアンケートによるものだ。  それによると、人に「ブ ...

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《ブラジル》奴隷労働の規制緩和差し止めに=最高裁判事が違憲と判断=最終決着は最高裁の大法廷で

 【既報関連】ローザ・ウェベル最高裁判事は24日、野党の持続ネットワーク(Rede)が出していた、「政府が16日に出した、奴隷労働の定義、監査、罰則規定を緩和する命令は憲法に反する」との訴えを受け入れ、政府の命令の実効性を一時差し止める暫定令を出したと、同日付現地紙各紙電子版・サイトが報じた。 コンテンツの残りを閲覧するにはログ ...

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東西南北

 昨日付本紙でも報じたように、サンパウロ市北部の公園で黄熱病で死亡した猿の死体が見つかり、21日から予防接種キャンペーンが始まっている。24日付現地紙では、同市北部の医療機関の前に長蛇の列ができた光景が写真付で報じられているが、それらの列はあまりに長く、別の道にまたがったり、歩道橋までつながるものも出たりして、3時間待ちもザラだ ...

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聖南西=地元議員招き、晩餐会を開催=地域活性化を目指し、連携強化=コロニア・ピニャールで

乾杯の様子

 地域活性化を目指して、日系社会と地元政治家の親睦を深めることを目的とした聖南西文化体育連盟(UCES、山村敏明会長)主催の『第8回晩餐会』が、20日夜、サン・ミゲル・アルカンジョ市コロニア・ピニャール文化体育協会会館(貴田孝平会長)で開催された。年に一度、連盟傘下の文協にて持ち回りで行われる晩餐会。今年は、枇杷祭りと全伯大会優 ...

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県連故郷巡り=ブラジル/ポルトガル/日本=不思議な〃三角関係〃=第9回=ここにも長期独裁政権

ポルトガルで独裁政権作ったアントニオ・サラザール([Public domain], via Wikimedia Commons)

 9月19日昼にレストランで、グループ2の現地ガイド、ポルトガル在住28年の日系ブラジル人三世、河内仁志さん(かわうち・ひとし、70)に話を聞いた。  生まれはサンパウロ州ポンペイア、日本語が実に達者で42歳までモジ市に住んでいた。勤めていた日本進出企業の建築会社がポルトガルEU加盟特需を見込んで、現地に支店を開設することになり ...

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