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2017年11月22日の記事一覧

祥こう流吟剣詩舞=ブラジルに武士道精神浸透=若手ブラジル人も堂々吟じ舞う

川中島の戦いで緊迫感漂う一騎打を熱演

 ブラジル祥こう流吟剣詩舞道本部(森下祥星理事長)主催の『第32回祥こう流吟剣詩舞道大会』が12日、大阪なにわ会館で開催された。  午前10時、日伯両国歌斉唱に続き、祥こう流流詩合吟により開会。森下理事長は「これまで続けてこられたのは、皆様の温かい励ましや愛情溢れる支えがあってこそ」と謝意を滲ませ、「宗家の教えを守り練習を重ねて ...

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110周年記念リッファ販売開始=一等はトヨタ・プリウス

一等のトヨタ・プリウス

 移民110周年記念事業の資金集めのため、ブラジル日本移民110周年記念祭典委員会(菊地義治実行委員長)主催『移民110周年第一段リッファ(協力券)』の販売が13日から始まった。一枚35レアル。  賞品は、一等=プリウス(トヨタ自動車)、二等=デジタルカメラEOS(キャノン)、三等=スマートTV・LEDフルHD40(パナソニック ...

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■訃報■根本信元さん

根本信元さん

 ブラジル埼玉県人会元会長、根本信元さんが11日午後6時、急性心不全のためサンパウロ市のサンタクルス病院で亡くなった。享年77歳。四十九日は12月17日午後3時からサントアマーロ・昭和日本人会館(Rua Daniel Defoe, 220, Vila Arriete)で行なわれる。  根本さんは、神奈川県立秦野高等職業訓練所の海 ...

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大耳小耳

 ブラジル日本交流協会の村上裕美子さんは、日本ブラジル中央協会HP(nipo-brasil.org)への寄稿で「今後、能力として『他言語を知っていること』の優位性が相対的に下がっていくことは確実」とする。一般論としては、機械翻訳の性能が高まるにつれて、生身の人間が言語を習得する必要性が薄れるからだ。たとえばポルトガル語/スペイン ...

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金城ヴィトルさんアルバム発表=各国文化を取り入れる日系歌手=地域音楽で祖先と繋がる

四つ竹をサンバのリズムで鳴らす金城さん

 沖縄県系四世の金城ヴィトルさん(33)が11日、初アルバム「KINJO」を発表し、サンパウロ市内のエマ・クラビン・ゴルドン文化財団で記念コンサートを行った。コンサートには約50人の友人、親族らが集まり、金城さんの音楽に聞き入った。  金城さんの音楽は沖縄、ブラジル、アジア諸国などの音楽要素を混ぜたワールドミュージックだ。一曲目 ...

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県連故郷巡り ブラジル/ポルトガル/日本=不思議な〃三角関係〃=第24回=「メストレいる限り日本信じる」

ポルトガル柔道クラブのカルロス・ラモス会長

 「父はポルトガル語がペラペラではありませんでした。でも絶大な信用をされていました」というのは「ポルトガル柔道の父」の娘さち子さん。  「清さんの教え子は何人ぐらいですか?」と尋ねると、「何万人じゃないでしょうか。タクシーに乗ると、よく運転手と話をするんですね。60代から上だと父から教わったという人がけっこういます。昔、徴兵制度 ...

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オーロラ・グループ展示会開催=100人が来場、芸術を楽しむ

会員らで記念撮影

 美術愛好会のオーロラ・グループが、サンパウロ市内のホテルで展覧会を開催した。11~13日の3日間に渡って開催され、約100人が来場し日系芸術家らの作品を楽しんだ。  展示場には25点の絵画や版画、彫刻作品などが飾られた。生け花草月流の田草川イルダ師範は今回初めてステンレス製の彫刻作品を制作した。水が張られたステンレスの四角い容 ...

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■ひとマチ点描■=わいい文化がお弁当にも

自作のかわいい弁当を見せる参加者

 ブラジル漫画協会(佐藤フランシスコ紀行会長)が8日、サンパウロ市の三重県人会館で第3回目となる「かわいいお弁当」のワークショップを開催した。  始めに佐藤クリスチアンネさんが日本の「かわいい文化」について説明。その後、北村クラウジオ料理教師により「かわいいお弁当」の作り方が指導された。  参加した65人はパンダや海苔で作られた ...

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回想=渡満、終戦、そして引き揚げ=浜田米伊=(7)

 私が嫁いだ所は郡が違う遠い場所でした。まだ今まで一度も見たことがないところで、そこは田も畠も高い所にありました。これまで会社勤めをしていた私には、段々畑を早足で歩いたり、坂を駆け上ったりする事はとてもキツいことでしたし、なかなか大変な仕事でした。しかし一生懸命頑張ったことは確かで、百姓生活にもだんだん慣れてきました。  満州か ...

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ブラジル日本移民史の快挙=サントス強制立退き証言の掲載

挨拶する宮城あきら移民塾代表

 《私の一番の苦しい想い出は、姉があの事件のショックで恐怖症を患い、生涯、精神障害で苦しんだことです》――沖縄県人移民塾同人誌『群星(むりぶし)』第3号145頁には、そんな生々しい言葉がおどる。  「あの事件」とは、1943年7月8日、ブラジル政府の命令により24時間以内にサントスから日本移民6500人を中心とする枢軸国移民が強 ...

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