ホーム | 2017 | 12月 | 06 (ページ 2)

2017年12月6日の記事一覧

■ひとマチ点描■ピラルクの活・吸・蒸を一遍に=お得な定食、青葉祭で提供中

ピラルク定食(30レ)。3種の異なる味わいが楽しめる

 ブラジルを代表する美味なる魚ピラルク。世界最大級の淡水魚としても有名で、普通は専門店にでも行かなければ食べられないが、2日より宮城県人会の青葉祭でも楽しめるようになった。  アチバイアでピラルクーの養殖を手掛ける鴻ノ池さんが、同祭での提供に協力。調理法によって変わるピラルクの美味しさを知って欲しいと、ピラルクの蒸し焼き、カルパ ...

続きを読む »

第12回かずま忌俳句大会=富重かずまさんを偲ぶ、17日

来社した皆さん

 蜂鳥誌友委員会は『第12回かずま忌俳句大会』を17日午前9時から熟連会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 134 – Liberdade)で開催する。句会「蜂鳥」元主宰でニッケイ俳壇元選者の富重(とみしげ)かずまさんを偲んだ大会で、昨年は約40人が参加した。  兼題は「かずま忌」「紫陽花(あじさい ...

続きを読む »

秋の叙勲祝賀会、7日

 【既報関連】先月3日に発表された日本政府による「平成29年秋の叙勲」で、在聖総領事館管内の受章者を招いた『叙勲祝賀会』が、7日午後7時半から、サンパウロ市文協貴賓室(Rua Sao Joaquim, 381)で行われる。  受章者は、菊地義治氏(77)、城田志津子氏(80)、フェルナンド・ヒサノ氏(68)の三氏。参加費は100 ...

続きを読む »

大耳小耳

 山形県人会の青年会は来年1月から月に1回程度、ポ語学習者を対象にした勉強会の開催を計画している。駐在員家族などサンパウロ市に来たばかりでポ語に不慣れな人々を集めて、青年会会員、日語学習者がポ語の日常会話を教えるもの。教科書に載らない俗語表現を学び、すばやいやり取りの会話に慣れられそう。有山さんは「これも会員を増加させるための活 ...

続きを読む »

パラグァイのマンゴーの話=天与の恵みを無駄にしている=アスンシィオン在住 坂本邦雄

マンゴー

 昔の支那の人で、世界の漫遊旅行者、 Hwen・Tisangは、紀元前622年にインドへ旅した。  そこで知ったマンゴーの素晴らしい特性を多くの他の国々に広めた最初の人物だとされる。  南米のブラジルは18世紀に、ポルトガルの航海者によりマンゴーがアフリカ北部からリオデジャネイロに持ち込まれて知られ、試食した初めての国である。 ...

続きを読む »

どこから来たの=大門千夏=(2)

 一二〇×一七〇㎝の大きな額付きの絵を二人で両端を持ちあって、あのグローリア街の緩やかな坂道をエッサエッサと上り、時々前後、夫と入れ替わって背の低い私は肘を上げて道のコンクリートに額の石こうが触れないように持ち上げて大切に運ぶ。 「大きい事は良いことだァ…」と二人で歌いながら何度も何度も休憩しながら裁判所の横に出る。金色の額が真 ...

続きを読む »