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東西南北

 本面で報じているように、ジョアン・ドリア・サンパウロ市市長は高い人気で最初の1カ月を終えた。やはり「企業家」ゆえ、仕事のペースが速く、人々へのアピールも普通の政治家よりうまいのか。同氏は既にトレードマーク化した清掃着も「4年間着続ける」と宣言しているが、果たして有言実行できるか。同市長はパカエンブー・スタジアムやインテルラゴス・サーキットの民営化の投資を呼び込もうと、12日にサンパウロ市を発ち、アラブ首長国連邦を訪問中だ。同国のエミレート航空などは大型サッカー・クラブのスポンサーとしても有名だが、サンパウロ市に何かもたらされるか。
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 12日未明、サンパウロ市東部ヴィラ・マチウデのガソリン・スタンドで、車の助手席に乗っていたマリア・クラウジア・ペダセさん(33)が恋人と3歳の子供の前で軍警に撃たれ、死亡した。この事件は、マリアさんの恋人が車をバックさせ、現場にいた女性の足をひき、怪我をさせたのに、気づかずに立ち去ろうとしたのが原因だ。女性が友人らに助けを求めたため、平服だった軍警が、車を停めるよう求めたが、車がそのまま出て行こうとしたために発砲し、マリアさんの頭に当たったという。他に解決策はなかったのか。
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 11、12日に行われたサッカーのサンパウロ州選手権で、コリンチャンスがサントアンドレに、パルメイラスがイトゥアーノに敗れる波乱があった。サントスはRBブラジルに3―2で勝ったが、1点は疑惑のゴール。サンパウロも強敵ポンテ・プレッタを下したが、5―2と大味な試合だった。強豪も油断はできない。

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