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東西南北

 3日のエスタード紙の表紙は、2日の下院の本会議場を一望した大きな写真が飾ったが、問題はその場にいた議員の数だった。全部で513人いる下院議員のうち、この日の本会議に顔を見せた下議はたったの7人しかいなかった。カーニバルの休み前後は働きたがらないのはブラジル人の古くからの伝統と言ってしまえばそれまでだが、政治腐敗で国民の信用が落ちている中、なんとかしようと気概を見せる議員はもっといないものか。ちなみに上院に至っては、カーニバルの休暇を利用して、内装のリフォームを行っていた。上院、下院共に職務再開は週明けからとなるが、票を投じた国民の気持ちに応える仕事を期待したい。
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 2日午前8時頃、サンパウロ州都電公社(CPTM)8号線のバルエリ駅で、2台の電車が衝突し、5人が軽傷を負う事故が起きた。これは、同駅の引込み線に停車中の車両を線路に戻そうとした機関士が、何らかの理由で本来の線路に戻し切れず、ホームに停車していた乗客のいる車両にぶつかったという。なぜ2台の電車が同じ線路上に存在したのか、安全装置は働かなかったのかなどの謎が残るが、現在、事故原因を調査中だ。大事故でなくてよかった。
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 カーニバルのメインパレードは終わったが、街中のブロッコのパレードはまだ終わってはいない。サンパウロ市中央部や西部、北部では今日4日と、明日5日もブロッコのパレードが続く。コンソラソンでは明日、人気歌手のダニエラ・メルクリが登場し、場を盛り上げる予定だ。なお、今年の同市カーニバルに参加したブロッコは昨年より28%増えたという。

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