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入場時よりハツラツとした表情で帰る観客

 「曲を聴いたときに何を思い出すかが、頭の健康には大切」と公演の最初に語った橋幸夫さん。「心の健康のため、20年ほど前から最後に歌っている」という「いつでも夢を」を披露して公演は無事終了。
 閉幕後に来場者に感想を聞くと、幸せそうに顔を綻ばせ、曲を聴いた当時のことを振り返る人が多かった。1960年にデビューした橋さんと自分を重ね、「私の移民暦と橋さんの芸能暦はほぼ一緒。彼の本物の歌声聴くことが夢だった」という人も。
 「青春歌謡」と呼ばれる「いつでも夢を」。歌詞には「お持ちなさいな いつでも夢を」とある。青春時代にテレビやラジオを通して橋さんの歌に魅了された人が、今回は「本物を見る夢」を果たす結果となった。
 来場者は来たときよりも、はつらつとした顔で帰る人ばかり。橋さんは3回目の公演を果たし、日本移民と日系人のファンに思い出と元気を与えた。(雪)

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