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■ひとマチ点描■脳科医=祖父はハワイへデカセギに

来社した沖野さん

来社した沖野さん

 沖野輝彦さん(82、広島)。脳神経外科医。今も都内の病院で現役として活躍する。知人の勧めもあって、当地に旅行で訪れた。
 12歳の頃、爆心地から12キロ離れた小学校で被爆したという。祖父はハワイへデカセギを経験。米国オハイオ州立大学に留学時には、祖父のデカセギ先を訪問したことも。
 そんな背景もあって「移民の多いブラジルにも訪れたいと思っていた」。約2週間の滞在中、リオやイグアスへ。サンパウロ市ではサンタクルス病院にも訪れた。

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