2010、14年の大統領選でジウマ大統領(当時、労働者党・PT)の選挙参謀を務めたジョアン・サンターナ被告と、その妻のモニカ・モウラ被告が24日、選挙高等裁判所で、ジウマ氏と秘密口座への賄賂入金などについて話し合ったと証言した。25日付現地紙が報じている。
この証言は、選挙高裁で14年の大統領選におけるジウマ/テメルのシャッパの不正疑惑に関する裁判の報告官のエルマン・ベンジャミン判事が、今月はじめに報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)が認められて自宅軟禁となったサンターナ夫妻のいるバイア州サルバドールに出向き、同州の選挙裁判所で聞き取ったものだ。同判事は2人と共に、2人が経営していた会社職員のアンドレ・サンターナ氏の証言も集めた。