《ブラジル》喜多方ラーメン祭り21日=(株)五十嵐製麺がスープ提供、本格進出を模索

左から来社した五十嵐製麺の武藤さん、福島県人会の曽我部事務局長、五十嵐製麺の五十嵐代表取締役

左から来社した五十嵐製麺の武藤さん、福島県人会の曽我部事務局長、五十嵐製麺の五十嵐代表取締役

 ブラジル福島県人会(永山八郎会長)が『第11回喜多方ラーメン祭り』を21日午前11時から、サンパウロ市の同県人会館(Rua da Gloria, 721, Liberdade)で開催する。午後3時まで。前売り券18レアル、当日券20レで、早い者勝ちの限定300食。
 醤油ベースに縮れ麺が特徴の喜多方ラーメン。今回は福島県喜多方市の株式会社五十嵐製麺が提供するスープを使用する。餃子も用意され、ラーメンとセットで前売り25レ、当日30レ。福島産の酒の販売も行なう。
 案内に来社した五十嵐製麺の五十嵐代表取締役は、「日本三大ラーメンの一つ、喜多方の味を味わってほしい。このために日本からスープを輸送します。この機会にぜひ食べてください」と呼びかけた。

 7月の日本祭りではスープと麺の両方を提供する予定。同社は県人会のイベントを通してコロニアへの浸透を図ると同時に、ブラジル史上での販売促進を狙って南米最大の食品見本市APASにも出展するなど、積極的に働きかけている。
 問い合わせは同県人会(11・3208・8499)まで。