ホーム | 日系社会ニュース | 《ブラジル》日系四世が3回目の優勝=第15回全伯古武道大会

《ブラジル》日系四世が3回目の優勝=第15回全伯古武道大会

優勝したヴィレラさん(左から2人目)

優勝したヴィレラさん(左から2人目)

 全伯古武道連盟(岸川ジョージ所長)が6日、聖市内サンタナのAPCDで『第15回全伯古武道大会』を開催した。全7種目中5種目で金メダル3つ、銀2つを獲得したヴィレラ正男さん(33、四世)が最多メダル獲得者となり優勝した。ヴィレラさんは同大会で三度目の優勝となる。
 大会にはリオ、ポルト・アレグレ、ブラジリアなど全伯各地のほかアルゼンチンやメキシコなどから約200人が参加した。参加者は剣術、居合術、杖術、鎖鎌、護身術、十手、試し切りの各分野で優勝を争った。大会中には岸川所長の息子、岸川祥光さんによる二天一流剣術のデモンストレーションも行われた。
 ヴィレラさんは剣術、十手、居合術で金メダル、鎖鎌と護身術で銀メダルを獲得した。2007年から古武道を習い始め、今年で10年目となる。大会には10カ月の息子を見学に連れて来たことを話し、「息子が生まれて初めての大会で優勝できた」と喜びをかみ締めた。
 普段はソフトウェアの会社に勤めるヴィレラさん。子どもの時に「7人の侍」などの日本映画に影響を受けて柔道や空手を学び始めた。古武道については「先生方の厳しい指導で心身が鍛えられる。常に新しいことを学べる環境でもあり、自分の能力や精神を高めることができる」と語った。
 今後の目標を聞くと、「さらに鍛錬に励み、息子にも古武道を習わせたい。来年10月に聖市で行われる二天一流剣術の世界大会にも出場したい」と笑顔を見せた。

こちらの記事もどうぞ

  • 《ブラジル》日本企業8社=説明会の手応えは十分=直接雇用、長く働く人希望=「技術の継承が悩み」2017年5月24日 《ブラジル》日本企業8社=説明会の手応えは十分=直接雇用、長く働く人希望=「技術の継承が悩み」  日本の経済産業省が主催する『合同企業説明会』が19から21日の間、サンパウロ市の文協とマリンガ市内ホテルで計3回開催され、合計の来場者は予想をはるかに超える267人だった。日本の素形材産業関連企業8社が参画し、直接雇用を前提に来場した求職者と直接面談を行ない、当地の状 […]
  • 聖州110周年委員会ついに発足!=式典は日本祭り会場に決定=若手委員を積極採用2017年5月23日 聖州110周年委員会ついに発足!=式典は日本祭り会場に決定=若手委員を積極採用  「次の150年、200年へと続く第一歩に」―。19日夜、ブラジル日本移民110周年記念祭典委員会(菊地義治実行委員長)が文協貴賓室で正式発足した。画家の若林和男さんがデザインした、二羽の折り鶴に両国関係の未来を託した『記念ロゴマーク』が発表されるなど、翌年に迫る移民1 […]
  • 《ブラジル》ミスニッケイ・オザスコ=タイナ・アケミさんに栄冠=美の秘訣は自信と笑顔2017年5月24日 《ブラジル》ミスニッケイ・オザスコ=タイナ・アケミさんに栄冠=美の秘訣は自信と笑顔  オザスコ日伯文化体育協会(ACENBO、荒木進会長)が主催する『2017年度ミス日系オザスコ』が20日夜同会館で開催され、12人の候補者が今年も美を競いあった。会場には家族や友人など約200人が駆けつけ、舞台には熱い声援が送られた。  轟太鼓の迫力ある演奏が舞台に花 […]
  • ■ひとマチ点描■結婚式のあでやかな着物展示2017年5月23日 ■ひとマチ点描■結婚式のあでやかな着物展示  ブラジル日本移民史料館では、文協ビル3階にあるショーケースで「結婚式の着物」の企画展示をしている。見学は無料。平日と土曜の史料館事務所の営業時間帯のみ見学できる。普通は入れない場所にあるため、3階でエレベーターを降りてすぐにある事務所で申し込みを。  さらに特別企画 […]
  • 10万人分の手形で絵を=当地で収集、東京パラで展示へ2017年5月23日 10万人分の手形で絵を=当地で収集、東京パラで展示へ  一般社団法人「ハンド・スタンプ・アート・プロジェクト」(代表・横山万里子)の海外特派員、宮澤かれんさん(18歳、東京)が4日に来社し、活動報告をした。  この「ハンド・スタンプ・アート・プロジェクト」(HSAP)とは、病気や障害を抱える子供や支援者らの手形を集めて一 […]