日本宗教がディズニー監督の心の支え

 ブラジル人初のディズニーアニメ映画監督となった松田レオナルドさんとの取材後、「もしも書きたければ、私が創価学会で仏教を学んでいることを記事に加えても大丈夫です」と松田さんからメールが入った。
 調べてみると同学会のニュースサイト「SEIKYO Online」に3月27日付けで掲載された松田さんのインタビュー記事が出てきた。創価学会インターナショナル(SGI)のアメリカ支部男子部の部長を務めていたそうだ。
 松田さんは、乗り超えてきた苦境について語る際、「目標達成のためには代償が必要」「常に目標を見失わずにいること」などと重みのある言葉を語っていた。
 信念を感じさせる一言一言を不思議に思っていたが、同学会の会員であることを聞いて納得。世界的な活躍を見せる日系ブラジル人の精神に日本の宗教が根付いている。(雪)