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《ブラジル》大統領選無効裁判でO社のデラソン除外=選挙参謀の収賄が考慮外に=メンデス長官らが強硬反対=テメルには有利な展開

8日の審理でのメンデス長官(José Cruz/Agência Brasil)

8日の審理でのメンデス長官(José Cruz/Agência Brasil)

 選挙高等裁判所(TSE)での14年大統領選でのジウマ/テメル・シャッパに対する裁判は8日で3日目を迎え、終日の審理となった。午前中から昼にかけて行われた審理では、今回の裁判ではオデブレヒトの報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)は使うべきではないと考える判事が7人中4人いることが確認され、同シャッパにとって有利な展開となった。8日付現地紙サイトが報じている。

 昨日付本紙でも報じたように、報告官をつとめるエルマン・ベンジャミン判事は、「わが国の民主主義のため」との大義名分を主張し、オデブレヒト社が行ったデラソンを裁判の参考資料として取り込むことを強く主張していた。

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