ホーム | ビジネスニュース | 《ブラジル》食肉大手JBS社の資産売却を司法がストップ=損失抱え、負債返済もピンチ=「不当な報復」と控訴の意向

《ブラジル》食肉大手JBS社の資産売却を司法がストップ=損失抱え、負債返済もピンチ=「不当な報復」と控訴の意向

カルネ・フラッカ作戦によりJBS関連食肉加工工場に立ち入り検査が入った(参考画像 - Dênio Simões/Agência Brasília)

カルネ・フラッカ作戦によりJBS関連食肉加工工場に立ち入り検査が入った(参考画像 – Dênio Simões/Agência Brasília)

 【既報関連】ブラジルの食肉大手JBS社は、カルネ・フラッカ作戦や5・17JBSショック後、業績不振や株価下落に苦しんでおり、20日に資産を売却して当座の資金を確保する計画を発表した。だが、21日に司法当局が同社とその責任者の資産売却などを禁じたと22日付現地紙が報じた。
 21日朝、連邦直轄区のブラジリア連邦裁判所第10法廷のリカルド・レイテ判事が、JBS社が先週発表した、同業のミネルヴァ(M)社への10億レアル規模の資産売却を差し止めた。同判事は、JBSは社会経済開発銀行(BNDES)からの融資と同社の業務拡大との関係を明確にする事も要請した。

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