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第20回日本祭り=見どころ盛りだくさん!=日本最高峰の民謡歌い手も=ミス・ニッケイやコスプレ=今年もメトロから無料バス

 本国以外では世界最大級の日本をテーマにした祭典、「第20回日本祭り」が、いよいよ一週間後に迫った。日系社会が誇る47都道府県の芸能や郷土食が一堂に会し、全伯からブラジル人観光客が訪れるサンパウロ市が誇る一大風物詩だ。安倍晋三首相がスポーツ分野における日本政府の国際貢献策として推進する「Sport for Tomorrow」プログラムの一環として、NHK「みんなの体操」出演者によるラジオ体操も今回行なわれる。2025大阪万博に関する展示も予定され、毎年人気の「ミス・ニッケイ」や和太鼓や盆踊りなどの伝統芸能はもちろん、今年は南北アメリカ大陸から多数が出演して、さらに賑やかに。20年目にして新たな一歩を踏み出す「日本祭り」。注目の企画をおさえておこう。

 「日本祭り」は来月7日から3日間、聖市のサンパウロ・エキスポセンター(Rodovia dos Imigrantes, km 1,5, Cursino)で開催される。今年のテーマはずばり「20年の歩み」。

▼国外からも出演者多数

アルゼンチンからは歌手のグース外間(ほかま)が出演

アルゼンチンからは歌手のグース外間(ほかま)が出演

 「Sport for Tomorrow」プログラムは2020年オリンピック・パラリンピック競技大会を東京に招致する際、IOC総会において安倍首相が発表したことをきっかけに始まった。日本政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業だ。
 その一環として、日本からNHK「みんなの体操」に出演するラジオ体操指導員の岡本美佳さんとアシスタントの清水沙希さんが来伯出演し、ラジオ体操の実演をする。
 85年に剣道世界選手権で優勝を果たした香田郡秀8段が形を披露する。今年創立50周年の日本民謡協会ブラジル支部は、日本から招待した唄い手、福島竹峰(ふくしまちくほう)さん、佃光堂(つくだこうどう)さんらの公演を行なう。
 他にも、歌手の中平マリコさん、沖縄のエイサー太鼓が出演予定。
 日伯以外からは、日系シンガーのグース外間(ほかま)さん(アルゼンチン)、近藤真里奈さん(アメリカ)、日本曲を演奏するバンド「アルド」(ウルグアイ)が来伯。日本の伝統を守りつつ、例年以上に国際的な日本祭りになること必須。イベント日程はサイト(http://festivaldojapao.com/)に詳しく掲載されているので要チェックだ。

▼今年も人気間違いなしの2大イベント

 日本祭りの人気イベントといえば、それぞれ7日と8日の最後を飾る「ミス・ニッケイ」と「アキバ・コスプレイ・サミット」だ。20年間に渡って日本祭りの司会を務め、両イベントを企画するヤマイ・ケンジさんは「年々盛り上がってきていて今年も実力者ぞろい」と自信を見せる。
 「ミス・ニッケイ」には全伯各地のミスコンで勝ち上がった24人が出場。「たくさんの候補者の中から選ばれ、まさに美の祭典。出場者はスタイルが良くて見ごたえがある」と豪語する。
 8日の「アキバ・コスプレイ・サミット」には、インターネットで応募し審査を通った50人が集う。もともとカーニバルの習慣があるブラジル人には、仮装はすでに文化の一部。コスプレの元となった作品を知らない人でも、手の込んだ衣装や小道具が見もので、本気で作り込まれた舞台に引き込まれること請け合いだ。
 他にも、漫画やゲームが楽しめる「アキバスペース」には、日本のメイド喫茶を模したカフェスペースを設置。メイド服姿で飲み物などを給仕してくれ、名の通り「秋葉原」を擬似体験できる!? 

▼昨年を超える「快適な日本祭り

 昨年は、会場のサンパウロ・エキスポセンターへの道路が新たに二本開通し、新築の駐車場ビルには4500台の車が収容可能になった。「今までで最も快適な日本祭り」との評価もあったが、今年はさらに、駐車場ビル内の空車スペースが一目で分かるような指示器が設置され、入場がよりスムーズに。例年どおり、ジャバクアラ駅から無料送迎バスも出る。
 入場券は現在、各所で販売中。販売所はホームページから確認できる。前売り22レアル、当日25レ。60歳以上の女性、65歳以上の男性、並びに8歳以下は入場無料。学生と60歳から65歳までの男性は12レの半額券で入場できる。
 詳細の問い合わせは、県連(11・3277・6108/11・3277・8569)まで。

今年は20年目にして挑戦の年=第20回日本祭り実行委員長 市川利雄

市川実行委員長

市川実行委員長

 今年も皆様の絶大なるご支援のもと、「第20回日本祭り」を開催することとなりました。
 日本移民90周年を記念して98年7月24、25日に「第1回郷土食郷土芸能祭」を開催。第5回に名称を「フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)」に変更し、第8回に会場を現在のサンパウロ・エキスポセンターに移しました。
 今年は20年目にして挑戦の年です。今月14日にはジャパン・ハウス(JH)で初めて記者会見を行いました。進化し続ける日本祭りをぜひ見ていただきたいという思いからです。
 今年から会場内の3カ所にスクリーンを設置します。舞台上の演目を映し出すので、郷土料理のブースで食べながら楽しむことができます。
 NHKの「みんなの体操」や、一流の民謡家、剣道有段者の招致は新たな試みです。国外からの出演者も増え、これまで以上に国際的な演目をお楽しみいただけます。
 今年5月に開館したJHによって日本文化に触れようという機運が高まっています。JHが作品や本などの展示観て楽しむ場であるのに対し、日本祭りは日本の料理や芸能、ワークショップを体験する場。
 ともに日本を軸としておりますが、それぞれに違った魅力があります。スタッフ一同、今までで最高の日本祭りを目指しております。ぜひ皆様にご来場いただき、会場でお会い出来るのを心より楽しみにしております。

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