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長良グループ・演歌まつり=水森かおりが名曲尽くし=「日本より盛り上がり方すごい」=大盛況「また来ます!」宣言

熱唱する水森かおり(撮影:望月二郎)

熱唱する水森かおり(撮影:望月二郎)

 池田マリオ・プロダクション(池田マリオ社長)が主催する「長良グループ・演歌まつりinブラジル」コンサートが12日の午後3時と午後7時半から、聖市のアニェンビー国際会議場大ホールで開催された。会場には計5千人のファンが駆けつけ、日本を代表する演歌歌手の歌声に聞き惚れた。出演者と観客が一緒に合唱する場面もあり、大盛況の内に幕を閉じた。

 水森かおりはNHK紅白歌合戦に過去14年連続で出場、43歳の若さながら演歌歌手として不動の人気を誇る。当地でもカラオケでひんぱんに歌われる定番歌手だ。
 午後3時からの公演で彼女は、「今日は日本の美しい風景をたくさん歌います。旅している気持ちになってください」と前置きし、「安芸の宮島」「松島紀行」「熊野古道」などを次々に歌い上げた。途中、手のひらに書いたポ語の自己紹介を読み上げ挨拶すると、会場は拍手で応えた。
 次に登場した岩佐美咲は自身の曲に加えて、昨年まで所属していたアイドルグループAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」を演歌バージョンで披露。ファンらはペンライトを振りながら、愛称である「わさみん」と書かれたボードを掲げた。岩佐美咲が「ブラジルにもファンクラブがあると聞いたので来てくれて嬉しい」と手を振ると大声援が上がった。
 ヤマト・ヒカル・ショウの3人からなる「はやぶさ」は「大先輩の水森かおりさんと一緒に舞台に立てて光栄です」と挨拶。新曲の「未来はジョー!ジョー!」で観客と一緒に振り付けを踊り、会場を盛り上げた。
 出演者全員が浴衣姿に着替え、美空ひばりの「お祭りマンボ」を合唱。出演者が観客席に降りると、周りには握手や写真撮影を求めて人だかり。水森かおりは最前列の優先席に座った高齢者らに自ら近寄り、笑顔で握手をした。
 昨年のNHK紅白歌合戦で着用した純白のドレスで彼女が登場、「自分でも似合っていると思う。せっかくだから見て欲しい」と言ってくるりと回ると、会場から「かわいい!」「リンダ!」など日ポ語両交じりの声援が飛んだ。「初めて紅白歌合戦に出た時に歌いました」と、代表曲「鳥取砂丘」を披露した。
 「『望郷ゆめ歌』はブラジル公演のために作った曲。故郷を懐かしむ気持ちを歌に込めた」と説明し、情緒たっぷりに歌い上げた。曲の中で唱歌「ふるさと」を会場一体になって歌った。
 最後は「上を向いて歩こう」を観客と一緒に大合唱。水森かおりは大きく手を振りながら「また来ます!」と言って、万雷の拍手の中、幕引きとなった。
 公演後、彼女は「日本よりも盛り上がり方がすごくて、歌っていて楽しかった」とし、「皆さんと『ふるさと』歌えて感動しました。ブラジルに日本の血が流れていることを実感した」と笑顔で話した。

 

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 水森かおりの公演を観た河合万亀子さん(76)さんは、「まるで自分が舞台にいるような気になった。楽しくて時間が過ぎるのがあっという間だった」と興奮冷めやらぬ様子で話した。一緒に来ていた西原千鶴子さん(68)も、「一緒に歌ったり振り付けを楽しんだり、とても良かったわ」と大満足の様子。水森かおりは記者会見で「舞台と観客席のボーダーラインをなくすような、熱いコンサートにしたい」と話していたが、結果的に成功だったよう。公演で「また来ます!」と宣言していた水森かおり。気長に待てば必ず来てくれるはず!?その日が来るまで、ぜひ皆さんも長生きを!

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