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ひばり像を史料館で公開=「移住者の心の支えに」

(左から)中平さん、森口委員長、山下副委員長

(左から)中平さん、森口委員長、山下副委員長

 昭和を代表する演歌歌手・美空ひばりさんのブロンズ像(体長45センチ、重さ5キロ)が、ブラジル日本移民史料館9階(Rua Sao Joaquim, 381)で一般公開されている。
 本像は株式会社ひばりプロダクションの加藤和也社長から歌手の中平眞理子さんを通じて2年前に寄贈されていたが、今回、史料館内に設置場所が整備され、ようやく陽の目を見ることになった。
 70年に伯国でも公演を行い大盛況だったというひばりさん。2010年には全伯12都市でフィルムコンサートが開催されるなど、死してなお、ひばりさんの歌は当地でも愛され続け、根強い人気を誇っている。
 「コンサートを見ていたお客さんが、『あの当時、お爺ちゃんはね…』と昔を懐かしんで子供たちに耳打つ様子が印象的だった」という中平さん。ひばりさんの展示品が当地にないことを聞き、それを加藤さんに相談。そのなかで、「苦労された移住者の皆様にとって、母の歌が心の支えになれば」と寄贈されることになったという。
 本像は京都嵐山の美空ひばり座に飾られている等身大像のミニチュア版で、ひばりさんの自宅で大切に保管されていたという貴重なもの。中平さんは、「今でも勇気を与え続けてくれているひばりさん。本像を通じて、日本のファンにも伯国との繋がりを感じてもらえれば」と期待を寄せる。
 4日、公開案内のため同館に集った森口イナシオ運営委員長、山下リジア玲子副委員長、中平さんは、「ひばりさんのファンはいまでもたくさんいるはず。お孫さんが手を引いて、お爺ちゃんお婆ちゃんも一緒に来てもらえれば」と来館を呼びかけた。

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