ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル》「砂の城作戦」の証拠廃棄延期=元高裁長官への贈賄疑惑受け=パロッシ供述でまた波紋?

《ブラジル》「砂の城作戦」の証拠廃棄延期=元高裁長官への贈賄疑惑受け=パロッシ供述でまた波紋?

ルーラ氏の片腕として活躍していた頃のパロッシ被告(Arquivo/Agência Brasil)

ルーラ氏の片腕として活躍していた頃のパロッシ被告(Arquivo/Agência Brasil)

 ラケル・ドッジ氏がブラジル連邦検察庁長官に就任した18日、2009年に連邦警察が実施したが、11年4月に無効化された「砂の城作戦」に関する資料の廃棄延期が決まった。
 18、19日付現地紙やサイトによると、同作戦の資料は8月23日に廃棄処分となるはずだったが、検察庁の要請で、連邦裁判所が廃棄差し止めを決めた。検察側の要請は、ルーラ政権の財相で、ジウマ政権でも官房長官を務めたアントニオ・パロッシ被告が8月に、2010年1月に同作戦差し止めの暫定令を出したセーザル・アスフォル・ロッシャ高等裁長官(当時)が500万レを受け取り、捜査停止を図ったと供述した事による。

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