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手間を尽くしたこだわりの味

 JICAシニアボランティア農業技術者の浦田さんは、03年から4回に渡って伯国に派遣され、果物の栽培方法についての研修会や農家へ個別指導を行なってきた。
 浦田さん指導の下、07年に商品化した「金星」は、現在ではAPPCの主力生産物。6月から8月に市場に出回るデコポンと同品種だが、「金星」が出荷されるのは9月から。できた実を一度枝から切り落とし、再び結実したものを数ヶ月遅れで収穫する。出荷時期がずれるため高値で売り出される。糖度13度以上、クエン酸1%以下などの厳しい条件をクリアしたデコポンのみを「金星」とし、収穫量全体の3割ほどだ。
 多くの手間をかけるため、通常の3倍から5倍の価格だが、種無しで実がぎゅっと詰まっている。これから年末を過ぎるまで市場に出回るという。美味しさを追求した味を試してみれば? (陸)

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