ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル経済》工業界で雇用回復の兆し=小売業界は閉店ペースが大幅緩和も=出店増は来年上半期以降か

《ブラジル経済》工業界で雇用回復の兆し=小売業界は閉店ペースが大幅緩和も=出店増は来年上半期以降か

州別で最大の伸びを記録した、パラナ州の自動車工場(参考画像・Rodolfo Buhrer)

州別で最大の伸びを記録した、パラナ州の自動車工場(参考画像・Rodolfo Buhrer)

 【既報関連】2年にわたって雇用減少が続いていたブラジル国内工業界が回復の兆しを見せ始めており、6月から8月までの雇用増減調査においても他業界をリードする伸びを見せた。これは、経済の回復が、労働市場にも影響を及ぼし始めたことの表れと、8日付現地紙が報じた。
 工業界の雇用者数は、商業界、公共部門に次いで、3番目に多い。6~8月に創出された92万4千人分の雇用の内、40%は工業部門でのものだった。雇用回復に大きく寄与したのは、自動車、繊維、製靴、衣類、電化製品、化学/医薬品部門などだ。

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