ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル下院》ボニファシオ報告官が強硬なテメル擁護展開=検察庁や司法を強烈批判=「立法府は権力を失っている」とも=ルーラたちにまで言及

《ブラジル下院》ボニファシオ報告官が強硬なテメル擁護展開=検察庁や司法を強烈批判=「立法府は権力を失っている」とも=ルーラたちにまで言及

10日のCCJでのボニファシオ報告官(Antonio Cruz/Agência Brasil)

10日のCCJでのボニファシオ報告官(Antonio Cruz/Agência Brasil)

 10日、下院憲政委員会(CCJ)でテメル大統領に対する2度目の告発受け入れに関する審議が行われ、報告官のボニファシオ・デ・アンドラーダ下議(民主社会党・PSDB)が、この告発を承認しないよう強く求めたばかりか、検察庁や司法界に対する批判まで行った。11日付現地紙が報じている。

 今回の告発は、テメル大統領が民主運動党(PMDB)の下院部門が公共機関を中心に5億8700万レアルの損害をもたらした汚職計画を率いていた容疑と、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の捜査妨害の容疑によるもので、最初の容疑では、エリゼウ・パジーリャ官房長官とモレイラ・フランコ大統領府事務局長も告発対象となっている。

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