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《ブラジル》国家高等教育試験=2日目の欠席率は32%=入場拒否などは580人

試験会場に入るEnemの受験者達(2日目、Marcelo Camargo/Agencia  Brasil)

試験会場に入るEnemの受験者達(2日目、Marcelo Camargo/Agencia
Brasil)

 【既報関連】今年の国家高等教育試験(Enem)は、5日と12日の2回の日曜日に行われたが、2日
目の12日は32%が欠席、580人が入場を拒否されたり退場を命じられたりしたと12、13日付現地紙、
サイトが報じた。
 2日目の欠席率32%は約110万人が欠席した事を意味している。この欠席率は、2009年の37・7
%に次ぐ高いものとなった。5日の欠席率は29・8%で、2日とも受験した人の数は457万5895人。申し
込んだが欠席した人は200万人を超えた。
 過去のEnemで2日間の欠席率の平均が最低だったのは2011年の26・4%で、2016年は31・2%
だった。
 2日目の試験は化学、物理、生物、数学で、問題数が多く、公立高校では教えていない内容も含んで
いた、難問が多く、時間が足りなかったとこぼす受験者もいた。
 従来のEnemは基礎的な知識を習得しているか否かを試すもので、各大学が独自に行う入試よりも簡
単な問題が多かった。だが、Enemを入試に利用する大学が増えた事もあってか、近年は難易度が上がっ
ている。Enemの結果は、公立大学の入試の他、私立大学の奨学生選考などにも用いられている。
 初日の欠席者は、遅刻のために受験できなかった例の他、会場が停電となって受験できなかった例なども
含まれている。初日の欠席率が最も高かったのは、大雨が降ったりして、42・9%が欠席したアマゾナス州。
最低はピアウイ州の26・2%だった。
 また、受験に必要な書類の不備や電子機器の持ち込み、指紋採取拒否などの理由で入場を拒否され
たり、退場を命じられたりした受験者は、初日が273人、2日目が580人いた。
 正当な理由ありと認められた欠席者は12月12、13日に別の試験を受けられる。受験料免除の特権を
得たのに正当な理由がなく欠席した受験者は、来年は受験料免除が認められなくなる。
 今年のEnemでは、聴覚障害や視覚障害、授乳中などの理由で特別な配慮を申請した受験者が5万
8576人いた。

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