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リオ市=格闘家と医大生を逮捕=路上生活者の女性殺害で

 10月18日にリオのコパカバーナで起こった路上生活者の女性殺人事件で、リオ市警は14日、総合格闘家と医大生の2人を殺害容疑で逮捕した。16日付エスタード紙が報じている。
 殺害されたのはフェルナンダ・ロドリゲス・ドス・サントスさん(40)で、10月18日にリオ南部コパカバーナのノッサ・セニョーラ・デ・コパカバーナ大通りで寝ていた際に、胸を銃で撃たれて死亡した。
 事件の捜査には1カ月弱の月日を要したが、14日になって、市警殺人課が、総合格闘家のクラウジオ・ジョゼ・サントス(42)と医学生のロドリゴ・ゴメス・ロドリゲス(28)の2人を殺害容疑で逮捕した。
 市警側はどのようにして両容疑者逮捕に行き着いたのかや、どのような形で殺害を行ったのかを明らかにしていないが、クラウジオ容疑者宅からはコカイン142グラムとクラック96グラム、大麻10グラム、それらの測量用らしき秤、さらに殺害当日着ていたとされる衣服が押収されている。同容疑者は、麻薬取引を行っていたとも言われている。
 フェルナンダさんはコパカバーナ近辺では良く知られた路上生活者だった。

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