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 ブラジル日本交流協会の村上裕美子さんは、日本ブラジル中央協会HP(nipo-brasil.org)への寄稿で「今後、能力として『他言語を知っていること』の優位性が相対的に下がっていくことは確実」とする。一般論としては、機械翻訳の性能が高まるにつれて、生身の人間が言語を習得する必要性が薄れるからだ。たとえばポルトガル語/スペイン語などはグーグル翻訳でもかなり意味が通じるが、日本語/ポ語は実用レベルからほど遠い。言語の組み合わせによって、まったく状況が異なり、一般論では括りにくい状況がある。日本語/ポ語の通訳や翻訳に関しては、必要とされる時代がまだまだ続くかも。
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 菊地実行委員長によれば、日系社会の個人向けに展開してきた募金活動では、100万レ以上が既に集ったといい、「事業内容に理解を示し、快く大型寄付をして下さる。本当に皆さんのお陰だ」と謝意を滲ませた。来年には、本田技術研究所から寄贈される自動車、自動二輪などを賞品として、『リッファ第二弾』も行われる。協力券販売の協力団体には、1冊(10枚綴り)の販売に対し、35レの特典も。販売券は、計2万5千枚。来年2月24日の抽選日までに、協力して完売を目指したいところか。

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