東西南北

 本日付本頁で紹介しているダッタフォーリャの世論調査では、来年のサンパウロ州知事選のアンケートも同時に行っている。それによると、一番人気はセウソ・ルッソマノ氏で、25%の支持率でトップに立っている。ジョアン・ドリア・サンパウロ市長はその次で、支持率18%。フェルナンド・ハダジ前市長を加えた場合、サンパウロ州工業連盟(FIESP)のパウロ・スカッフィ会長(13%)に続く4位(9%)となる。ドリア人気はこのところ、大統領選への色気でかえって下がった印象が強い。ただ、ルッソマノ氏も、過去の2回のサンパウロ市長選がそうだったが、序盤のリードを逃げ切れない印象がある。今回は?
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 1日、サンパウロ市南部イビラプエラ公園の池の噴水で、恒例のライトショーが始まった。ライトショーは、この日から来年の1月6日まで、夜8時30分、9時、9時30分の3回行われる。毎年恒例の巨大クリスマスツリーの点灯式は11月25日に行われており、高さ40メートル、直径15メートルのツリーは、LED電球でひときわ華やかだ。ドリア市長らしく、今回のツリーはコカコーラがスポンサーについている。
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 3日でサッカーの全国選手権が閉幕し、国内の試合はこれですべて終了した。だが、今年はグレミオが南米一になったため、アラブ首長国連邦でのクラブW杯がまだ残っている。グレミオは、12日に行われる準決勝からの出場予定で、相手はパチューカ(メキシコ)か、ウィダード・カサブランカ(モロッコ)のいずれか。クラブ世界一を目指して、がんばってほしい。