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《ブラジル》教育機会指数=伸びは遅く、地域による格差も=北東部セアラー州の市が全国1位に

 教育系非政府団体の公共リーダーシップセンター(CLO)が発表した、教育機会指数(Ioeb)によると、同指数の伸びは全体的に遅く、地域によって差がある事が分かったと、7日付現地紙が報じた。
 全国の約5千市を対象とする調査によると、社会階層、障害の有無や学習習熟度などにかかわらず、疎外されることなく教育を受けられるかという面と、教育の質の両面で測定されるIoebは、15年の調査と比べて全体の46%が向上、16%は横ばい、38%は悪くなった。
 Ioebは最低0、最高10で算定される。ブラジル全体の平均は4・7で、15年の4・5より若干、上昇した。
 前回調査でも上位30位までに5市が名を連ねた北東部のセアラー州は今回も優位を保ち、その数を12に伸ばした。同州ソブラル市は6・2ポイントで、前回に引き続き1位だった。
 州別では、前回5・1ポイントだったサンパウロ州が5・3ポイントで首位を保ち、2位にはミナス州が入った。バイーア、マラニョン、パラーの各州は下位に沈んだままだ。
 Ioebは、政府が2年ごとに測る基礎教育開発指数(Ideb)の結果と共に、学習ペースについていけない子供も見放さず、教育の機会を与えているかどうかも考慮して算出される。
 IoebとIdebの考案者ファビアーナ・デ・フェリシオさんは、「重要なのは習熟度だけではない。ある生徒が学校からはじき出されるような事態が起これば、それはIdebにも影響する」と語った。

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