ホーム | 文芸 | 刊行 | グァタパラ文協=移住地50年史「流芳」刊行=日ポ両語、移住地の歴史振返る

グァタパラ文協=移住地50年史「流芳」刊行=日ポ両語、移住地の歴史振返る

案内のため来社した新田さん、茂木会長、脇山編纂委員長

案内のため来社した新田さん、茂木会長、脇山編纂委員長

 グァタパラ農事文化体育協会(茂木常男会長)は、2012年に迎えた移住50周年を記念して、「流芳 グァタパラ移住地50年史」を刊行した。日ポ両語。全201頁。
 記念誌には昭和36年11月に全国拓殖農業協同組合連合会が出した「グァタパラ移植民事業計画概要」の要約が掲載されているほか、第1章「グァタパラ移住地50年の歩み」では移住地建設の構想から建設当時の様子、入植者が直面した実際の農業環境などが描かれている。
 また、50周年に小泉純一郎元首相やグァタパラ移住者の出身県の知事などから寄せられた祝辞や、同地の成人式出席者や同文協の設立経緯など移住地の生活も記されている。
 案内のため来社した茂木会長、新田進さん、グァタパラ50年史編纂委員会の脇山兼助委員長によると、記念誌の発刊は、35年史の「翔洋」以来。今回のタイトル「流芳」は、「流れてきて栄える」という意味が込められている。
 発行部数は800部。グァタパラ文協事務所(16・3973・0088)で販売中。

こちらの記事もどうぞ

  • 『西風』=巻頭に宮尾進さん追悼集=あの中村八大との秘話も2017年5月24日 『西風』=巻頭に宮尾進さん追悼集=あの中村八大との秘話も  西風会は『西風』第5号(207頁)を先月刊行した。毎月1回集まって議論をする私的な研究会で、体験談や調査内容を半年に一度ほど出版している。  5冊目の巻頭特集は、昨年10月30日に亡くなったサンパウロ人文科学研究所元所長で西風会の中心メンバーでもあった宮尾進さんの追 […]
  • □機密ファイル□深沢正雪『「勝ち組」異聞:ブラジル日系移民の戦後70年』を読み解く2017年5月20日 □機密ファイル□深沢正雪『「勝ち組」異聞:ブラジル日系移民の戦後70年』を読み解く  【本の要旨】  「日本人」という民族を観察するのに、移民をその「試験台」に活用できるのではと常々思っている。  私の前任者・吉田尚則元編集長からは「移民は壮大な民族的実験だ」と聞かされてきたことも影響している。  「日本社会の一部をすくい出して、ヨーロッパ文明を […]
  • 「日系文学」58号刊行=武本文学賞の受賞作掲載2018年5月25日 「日系文学」58号刊行=武本文学賞の受賞作掲載  『ブラジル日系文学』第58号(発行者=武本憲二、編集者=中田みちよ)が3月に発行された。  今号は第35回武本文学賞特集。小説、俳句、短歌、翻訳の4部門の入選作品が紹介されている。また、ポ語頁では第56号から掲載開始された豊島与志雄の漫画『天狗笑い』も。  その他 […]
  • 皇族の短歌130首=来伯時の想いを詠まれた歌も2018年5月12日 皇族の短歌130首=来伯時の想いを詠まれた歌も  サンタクルス病院(石川ヘナト理事長)は開院79周年と日本移民110周年を記念して、『詩集 皇族の短歌』の刊行した。130首を日ポ両語で収録している。  日伯修好120周年を迎えた2015年に天皇皇后両陛下の短歌120首を収録した詩集を刊行していて、今回はそれに他の皇 […]
  • 梅崎さん「老人日記」を発刊=丁寧に綴った2年5ヵ月2018年4月12日 梅崎さん「老人日記」を発刊=丁寧に綴った2年5ヵ月  梅崎嘉明さん(95、奈良)がエッセイ「老人日記」を発刊した。全207ページ。刊行数は100冊、日毎叢書企画出版。  梅崎さんの日記を読んだ友人から「おもしろいから本にしたら」と書籍化を勧められ、2016年5月から昨年12月までの日記をまとめた。 […]