東西南北

 ジョアン・ドリア・サンパウロ市政は21日、来年以降のバスの新プランを発表した。それによると、現在走っているバス(1日1万3千台余)を1千台ほど減らし、逆に乗換えを多くするという。こうすることによって路上の交通量が抑えられ、バスの運行が速やかになるという。また、マイクロ・バスは地域内限定路線で使用し、地域と幹線道路を結ぶバスを中型、幹線道路を走り、利用者の多い路線のバスを大型にする事で利用者数は増やすという。2020年までには75%のバスに空調を入れ、全てのバスにWiFiを完備、CO2排出ゼロも目指すという大胆な発想だが、まずは、変更してすぐがどうなるか、知りたいところだ。
     ◎
 クリスマスを前に、車の移動も活発化するが、ここでサンパウロ州内の高速道の交通情報を。今日はいずれの高速道もサンパウロ市から市外へ出る方面が早朝から昼過ぎまで混雑する。中でもフェルナン・ジアスは24時まで終日混雑するとのこと。また、帰途に着く25日は昼もしくは夕方から、午後8時、9時頃まで混雑とのことだが、アニャンゲーラやフェルナン・ジアスはかなり遅くまで混むとか。天気も良くないようなので道中は気をつけて。
     ◎
 公共機関については、クリスマスということもあり、営業していないところが目立つ。郵便局の一部と市営の市場、デトラン、プロコンは23日も機能するが、土曜日のため、12~14時に閉まるので、用は午前中に済ませたい。医療機関は救急病院やAMAが、クリスマスに関係なく、23~25日も開いているが、各機関で対応時間が異なるため、確認を。