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2018年1月12日の記事一覧

修養団、6市で講習会=日本から谷野講師招き

来社した桜井会長、谷野講師、蓮沼名誉会長

 ブラジル修養団連合会(桜井仁会長)が日本から青年部の谷野渉講師補(27、和歌山)を招き、聖、パラナ州6都市を巡る児童講習会を行っている。講習会には7~16歳の若者が集まり、2泊3日の共同生活を通し、お互いの思いやりや感謝の心、また同団が掲げる「愛と汗」の精神を育む。  サンパウロ州モジ・ダス・クルーゼス市では4~6日に行われ、 ...

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日舞京藤間の舞初め=沖縄県人会で21日

来社した京藤間勘靖子、勘悦子会主

 日本舞踊の京藤間流(京藤間勘輝二代目家元)が、『京藤間流新年舞初め』を21日正午から、リベルダーデ区の沖縄県人会(Rua Tomas de Lima, 72)で開催する。入場無料。  全31演目で20代の若者が中心となる南中ソーラン、ヨサコイソーランも披露される。  京藤間勘靖子会主による「江戸の初春」で幕開け、長唄や小唄、民 ...

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大耳小耳

 サンパウロ友の会は、羽仁吉一、もと子夫妻によって創刊された日本の雑誌『婦人の友』の読者の集いとして1954年に発足した。今年で64年目を迎える由緒ある団体だ。生活に役に立つ知恵を教えあったり、読書会をしたり、料理講習会や慈善バザーも。主に木曜日の午後に活動しているが、「土曜グループ」や駐在員家庭が中心の「幼児グループ」もある。 ...

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リベルダーデについに「等身大の日本」

一幸舎のラーメン

 昨年の終わり頃から今年の初めにかけて、リベルダーデ地区がようやく、「現在の等身大の日本」の姿に変わりつつあるのをコラム子は実感しはじめている▼コラム子が日本からブラジルに来て、初めてリベルダーデに足を踏み入れたのは2007年の8月のことだった。そのときカルチャー・ショックを受けたのをはっきり覚えている。「これはいつの日本なの? ...

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どこから来たの=大門千夏=(20)

 障子に朝の柔らかい黄色い光が、冬は雪の白い光、雨の日は灰色のどんよりした光が当たっている。それをぼんやり見ている内に段々目が覚めてくる。――と、急に「朝がきた!」と嬉しくなる。すぐに腹ばいになって枕の向こうの皿の上を見る。手を布団からそっと出して皿の上のお菓子をつかむと、それを布団の中でごそごそと食べる。  食べ終わると機嫌よ ...

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