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2018年1月23日の記事一覧

ロンドリーナ熊本県人会で新年祝う=母県から高齢者、米寿章伝達も

63人で賑わった新年会

 汎ロンドリーナ熊本県人会(西村鉄夫会長)は「新年会」並びに「高齢者章、米寿章伝達式」を14日午前10時から同市西本願寺会館で開催した。連日の雨により会員の参加が懸念されたが、マウア・ダ・セーラからも家族連れで顔を見せ、63人で賑わった。  林秀昭氏の司会進行で、西村会長の挨拶、先没者へ1分間の黙祷の後に、昨年度の事業、会計報告 ...

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大耳小耳

 09年2月に劇団笠戸丸としてブラジル4都市で公演を成功させた熊本県を拠点に活動する「劇団夢桟敷」。今度は、プロミッソン入植百周年とブラジル熊本県人会60周年を迎えるにあたって、10月に来伯公演することになった。今回の題目は『万華鏡~百年物語 肥後もっこす海を渡る2018』。一昨年4月の熊本地震による災害をきっかけに、百年前のブ ...

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アルゼンチンの柔道について=1906年からの深い絆=山本ファン・カルロス=(上)=嘉納治五郎とオリンピック

嘉納治五郎( [Public domain], via Wikimedia Commons)

 【らぷらた報知1月11日付け】柔道は日本で130年前に創始され、現在は「世界のスポーツ」となり、日本文化の中でも1番世界に浸透したのものの一つとなった。例えば、世界柔道連盟の加盟国の数は、国際連合のそれを上回っている。  この事はアルゼンチンでも言え、110年以上の歴史があり、日本から来たスポーツでは最も古くそして普及している ...

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どこから来たの=大門千夏=(26)

 その時、あれ! 懐炉が二つになった! お腹の上に張り付いたようにもう一つ並んだ。よほど寒気がしているんだわ、二つもつけて。お気の毒に。長居してごめんなさいね。 家に帰ってしばらくして気が付いた。  あれはおっぱいだった! 懐炉じゃあなかった。「垂乳ね」だったのだ。それにしても若い時の胸はさぞやさぞや。 5 靴  近所には外国人 ...

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黄熱病との闘いは移民史の一部

野口英世(1876-1928、[Public domain], via Wikimedia Commons)

 世界保健機関(WHO)が16日にサンパウロ州を「黄熱病感染危険地帯」に指定したことで、一気に危機感が高まった。予防接種をうってもらおうとサンパウロ市保健所には前日から列ができ、テレビや新聞もその話題で持ちきり。だが、この病気は移民史においては最も身近な病気の一つであった。日本移民が開拓する中で戦った強敵の一つは、マラリアや黄熱 ...

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